040801

Trumpeter T-34/76 /2

TANK

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トランペッターの T-34 は一応のカッコはついているのだが、いろいろ研究中である。



とにかく内部なんぞ細かくて組立ててみないと分からない部分が多すぎるのだが、まずは全体が見えるだけ組立ててみた。その上で細かい興味のあるディテールを試してみている。

後部のエンジンカバーはメタル・エッチングの金網、枠付きだが、そこは組立ててプライマーを吹きつけてある。グレーの部分だ。まぁ、ここの部分がないとカッコが分からない。

キャタピラはもちろん連結式だが、ピンはなく硬質のプラスティック製のトラックをパチパチと連結していく。T-34 の特長である薄いワッフルタイプを再現しているが、プラスティックの色が黒、塗装しなけりゃならないが、プライマーがいるのかな。
正規の仕様は片側72枚、ホーン有りと、無しを交互にとなるのだが、36枚36枚を組立てて装着した感じでは長すぎるのだ。1枚分長いという感じだが、このT-34は2枚一組だから、2枚減らした。今度はちょっと短いという感じだ。

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ずっと気になっていた、前面装甲板の操縦手用のハッチ周辺も、さすがの1/16である。細かい部品で再現されている。ちょっと手を加えて、その機能もある程度再現させてみたいと考えている。
ハッチが開いている状態でのダンパーでの固定とか、二つのペリスコープカバーの開閉とかである。

車体左側のライトは、戦時中の写真をたくさん見たが、艶有りの黒色塗装のもの(トラックか何か他の車両の転用かな)を結構見かけるのだ。ちょっとどんな感じか試してみた。色はいいのだが、やや小さいのが気になった。もうちょっと大きいライトを探してみよう。

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1/16 というスケールは、見慣れている 1/35 なんていうのに比べるとずいぶんと大きい。ちょっと見には間が抜けて見えるくらいだ。これは鉄道模型のHOと1番ゲージくらいの違いがあるが、本物を見た印象により近いと言えるのではないかと思う。どうしてもスケールが小さいモデルは、ディテールが強調されるきらいがあるが、大きなスケールにはそれがない。
そんな理由で、間が抜けて見える、あるいは玩具っぽく見えるような気がする。私は、そのあたり、大変好みと言えるのだ。

T-34/76の1942年型は、この後ろ姿が魅力的だ。
大きな車体と小さな砲塔とのバランス、低くて車体の傾斜がそのまま延びているような砲塔、妙に主砲の位置が高い(下に向けられないってことだが)、なんて所も魅力的なのだ。

そのボリュームのあるお尻の再現は、さすがスケールの大きさを感じさせるのだ。

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Trumpeter T-34/76中型担克 1/16

Posted by @ August 1, 2004 10:52 AM
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