東孝光先生の最終講義/2 | [ Architecture ] |
東孝光先生はいつの頃からか、いつも青いシャツを着ておられる。
その東先生の最終講義でいただいた「東孝光研究室/講義・演習録」も青色だ。
Blue Book なんて呼びたい。
千葉工業大学/工業デザイン学科/東孝光教授の最終講義「空間講義 --私の辿った道--」が、04年2月28日午後、津田沼のキャンパス、そこで一番大きいという4号館の階段教室で行われた。さしもの広い教室も学生、関係者でいっぱいであった。
学長の挨拶が終わって、東先生の最終講義が始まった。教室のスクリーンには二つの映像が次々と映し出され、大阪で生まれた事、ご自身が建築家を志す契機となったゲーリークーパー主演の映画「摩天楼」の事、阪大、郵政省、坂倉事務所、西新宿広場計画を経て、あの高名な「塔の家」から今までを語られた。「スリット」という建築手法から、「ポリフォニイックな建築」へと、そして「対話:Dialog」の話、ポロフォニー Polyphony 音楽が奏でられるなかで最終講義を終わられた。
東孝光先生は、この千葉工業大学在任の7年間に、100人余りの学生、大学院生を送り出された。
その講義・演習の全てがこの青い本に収められている。最後の頁にはその生徒諸公の名前の全てが誇らしげに並んでいる。
夕方5時、講義が終わって、聴講に来た東事務所同期の村田靖夫・井上清紀の両氏と、ビールを求めて校門を後にした。
Posted by @ February 29, 2004 04:31 AMきーぼう@め紙ヤマさん、どうもです。
東理恵さんからメールをいただきました。「……数ヶ月前に住み手からご相談があり、壊すのではなく、価値がわかるそのまま住んでくれる人に売りたいと話しておられました。そうなるといいなと思っております。」とのことでした。
きーぼう@め紙ヤマさん、どうもです。
私が東さんの事務所を辞めたのが1972年ですから、その1981年竣工の甲陽園の家については何も知りません。一応、東さんの事務所にメールでお知らせしておきました。
目神山住人です。チラシ(2011/5/21)に
1981年3月竣工の
東孝光先生設計の家が売りにと。
→住友不動産販売→(売り住宅)兵庫県(駅から検索)
阪急甲陽線 甲陽園駅