Architectural GRAPHIC Standards | [ Architecture , BOOKS ] |
米国じゃ、ここんところの寸法、どんなもんやろ……と思って、こいつを書棚から引きづり出したんだが、面白くて……、最初の寸法の話はどうでもよくなって、見入ってしまったのだ。
Architectural GRAPHIC Standards なる米国の建築設計資料集成なのだが、AIA 、米国建築家協会出版の権威あるものなのだ。
黒いハードカバーが正式なもので、赤いペーパーバックスは簡略版、学生版ということのようだ。同じ内容なのだが、正式バージョンは918頁、簡略バージョンは486頁だから、大分はしょっていることになる。
まぁ、1995年頃手にしたものだが9版と8版、今は12版の時代のようだが、内容が大きく変わったとは思えないなぁ。
この頁が典型的というわけではなく、ここでは人間の寸法と空間の関係をてんこもり……という頁なのだ。
まぁ、建築設計上の全て、詳細な屋根仕上げの収まりから、アプローチの庭木、飛行場から映画館……、とにかく、ありとあらゆる物の寸法・絵姿、建築に付き物の全て、必要ならば図表でも数表でも、透視図の描き方……なんて図学に類することまで、まっ、なんでもかんでも載っているという一冊なんである。
えらいのである。