A2 project / 設計道場ククル分会・第8回 | [ BeV Standard ] |
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11月11日、A2 project / 設計道場ククル分会の第8回が行われ、無事終了した。
山梨県北杜市、八ケ岳山麓で「子育て世代のための集住のカタチ」という課題、十数棟の住戸群を作り出すのが課題だ。
第7回の埼玉県飯能市での課題「半農ライフ」の延長上での課題であったのだ。
A2プロジェクト設計道場ククル分会の、もう一人の講師であるランドスケープデザイナー・田瀬理夫氏によって、南北に細長い敷地を上中下の三分割に分けられた。
「クラスター1」と名付けられた一番南の敷地、桜の老木四本とコモンな施設に適当な芝生のある場所を含む敷地が課題となった。
一番北の駐車場との間に3区画……、課題には4,5区画とあったが、3区画が適当と判断した。
一戸一戸の区画は、農地込みの区画として350㎡ほど、半農ライフを踏襲したものとした。
桜の東側はコモンの場所、「みんなの家」と名付けた公民館と広場、コモンな道から入れるブリッジを設けた。
公民館からは田圃の風景と遠く富士山が見える。
唯一、桜を強調した提案を成した。
これは秋山設計道場での常道なのだが、ククル分会での初心者向けにしつこく繰り返している。
今回は606、今までの608より小振りだが使える、有効であることを示そうとしている。
いつもと同じ、ベース・下屋・小屋、その間のデッキで構成していく。ここでは、それを発展させる物を、建築要素として足していきたいと考えている。
Enryo 板、暴風板、その他だ。