UP F7 / 1465 . 1470 | [ MODEL RAILROAD ] |
この黄色い UNION PACIFIC のF7ディーゼル機関車は ARR の立役者だ。
1997年にこの鉄道模型というか、ブリキ玩具の鉄道を始める切掛けを作った機関車である。
2両あって、1465号と1470号だ。
1470のドンガラのボディを活かして、車載カメラを装備させたり、いろいろいじっていたのだ。
最近はそのような役割もなく……、1470 は日陰者の扱いだったのだが、この連休中に動力車に格上げと相成った。
この黄色い F7 は、その後の ACL や SantaFe のものと比較すると音響機能が無いとか劣っている面はあるのだが、その黄色い鉄板の存在感は半端無いのである。
動力車となれば、ARR ではデジタルアドレスが必須……、80番が付与された。
Märklin のデジタル運転(最近のものは知らない……、旧式の……)の設定は、各車両の基盤上の4個のディップスイッチのオンオフで設定される。
従って、全部offを除いて、15個のアドレスが設定しうる。この80番は、全部onという最後の番号である。
この二両の黄色い F7 は1997年に始まった私の鉄道の始まり、 四半世紀にもなるのに、今もって遊べるのに感心してしまう。
追記 210508
F7 1465号と1470号を見ればお分かりになるように、この2両の違いは車両前頭部の運転席のダイキャスト部分に表示されたナンバーだけである。
従って動力車である1465号に、1470号の前頭部を取換え、新しいデジタル番号を付与すればいいという簡単な事なのだ。
というわけで、eBay を物色したのだ。
結局、セカイモンで廉価なものを見つけたのだが……、これが、なかなかの食わせ物であったのだ。走行するとはあり、確かに走行したが、内部の汚れ具合と、車輪の草臥れ具合は相当ひどいものであった。
とにかく、分解して清掃……、Märklin は手を掛けるだけのことはあるのだ。決して裏切ることはない。
又、電気回路というのか電子回路というのか、Märklin の動力車の基盤はちょっとしたことでは壊れない……、とても丈夫なのだ。
車輪を交換したりと、手間はかかったのだが、完全に復活したのだ。
この F7 UP 1470 機関車80号の誕生を祝って、UP の旅客列車を充実すべく、客車一両を発注した。これで三両編成となり、大いに満足だ。
最初の写真を2022年の干支の虎に見立てて、年賀状に使ってみたのだが、今頃になって脱線しているののに気がついた。……まぬけめ。