Brun Tour Eiffel | [ Architecture ] |
パリのエッフェル塔を知らない人はいないが、その鉄部に塗られている色については知る人はいない。
私が初めて見たエッフェル塔は1970年だったが、東京タワー始めテレビ塔の類いの赤白塗分けの色に慣らされていた自分には、ある意味、衝撃的というか……、それはベージュ色というかアースカラーというべき色だった。
タイトルの仏語 Brun Tour Eiffel、英語で EIFFEL TOWER BROWN というものらしい。
● Painting and color of the Eiffel Tower - OFFICIAL Website
上記公式サイトによれば、1968年から Brun ということで、私が最初に見た色……、その後見た時も同じ色ということになる。
芸大建築・ラグビー部後輩の八木健一氏の木彫エッフェル塔に塗られた色について、同じく芸大建築の野沢正光氏が難癖をつけたところから、それは何色なんだ……ということになった。
下記は八木さんの記述だ。
「先日、私の木彫エッフェル塔の色彩が問題になりましたが、色彩専門家の吉田慎悟さんから以下のようなコメントが届きました。
『《 7.5YR5/3 あたりで、フランスの見本帳では「havane 」に近い 》ちなみに、「havane」は「アバヌ」「ハバナ」に近い発音で、色彩的にはハバナ葉巻の色を意味するそうです。』」
というわけで、マンセル値まで分かってしまった。
私もサンド、黄土色と言っていたが、もっと赤っぽく、タン……という色の感じだ。まぁ、色のことは色々……、エッフェル塔の塗装は上中下と3段階、上にいくほど薄くなるなんてことも初めて知ったことなのだ。
Shin さん、どーもです。
私は黄色味を強く感じていたのですが、茶色ということらしいですね。
吉田慎悟さんは、存じ上げませんでしたが、おかげさまで……。
この議論、あまり深く読んでなかったのですが、茶色です。20代から3回近寄りましたが、明らかに7.5YR5/3あたりかな。リスボンのエッフェルの仕事も同じ色です。僕も吉田慎悟さん知ってますが色彩の専門家だったんですね。
Posted by: Shin @ February 4, 2021 10:33 PM