200301

秋山設計道場2020第2回@大阪

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dojo20-2_suzuki_1.jpg写真は道場主催者のコスモ・鈴木さんのもの。課題敷地を前にして研究中の道場生諸君だ。


秋山設計道場2020第2回は大阪、通算118回目の道場、ホスト工務店は吹田市江坂の田中工務店だ。

今回の道場……、感慨深いのは住宅の設計施工する田中工務店を成している三人、代表の田中君、設計の宝川君、施工の佐和田君、その三人とも設計道場生だということだ。

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26日昼過ぎ、新大阪駅に集合した道場生は田中工務店の案内で、遠く堺市の住宅から、本拠地である吹田市近くの住宅群を見学、江坂の本社近くの建設中のモデルハウス、そして、今回の課題敷地にやってきたのだ。

4m幅の道路に7m接道、奥は6m弱というテーパーの着いた奥行21mの土地だ。そこに家族四人の住宅を計画する。

dojo20-2_1.jpg


翌日の午前中3時間でA3一枚に手描きのエスキスを成す、何も変わらない道場の流儀だ。

私も道場生諸君と同じ作業を成す。これも、いつもの流儀だ。

午後は発表講評の時間、最初に私のエスキスを発表する。
「これは模範解答でも優れた解答でもない。皆と一緒にやったものである」と最初に宣言するのも、いつもの儀式だ。

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道場生諸君と同じく、敷地を分析、構想をあてはめていく作業だ。
今回、この細長い敷地にどのようにして豊かな生活を成せる空間を作るのかが課題だ。

南北方向に細長い建物に、どう外部を絡ませていくのかが、デザインの要点かと思った。

子供部屋の扱いに優れた提案あり……、私にとって、道場生の優れた解答を発見するのは大いなる喜びだ。



Posted by 秋山東一 @ March 1, 2020 10:02 AM | TrackBack (0)
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