T-34 レジェンド・オブ・ウォー | [ Cinema , TANK ] |
link 映画の一場面、主役 T-34 が石畳上で急ブレーキ、キャタピラー空転、火花が散っている
昨年だったか、ロシアでこの T-34 映画が大はやりなんだと聞いていて、YouTube なんぞで予告編やらなんた大いに関心をもっていたのだ。
ロシア本国では「最終興行収入は40億円を超え、観客動員800万人」とあり、大いにロシア人のプライドを満足させたのでありましょう。
我が国で劇場公開……あるのかな、と思っていたら、この10月から公開、その封切り日25日に立川 cinemacity 2 で早速観てきたのだ。
予想に違わぬ内容……、実に面白く観たのだ。
タンクの名前が映画の題名になるなんて、そんなに考えられないだろう。
まぁ、かって「鬼戦車T-34」なるソ連映画があったのだが、この映画はそれのリメイク版というべきものだ。ドイツ軍捕虜となった戦車兵が演習の標的目的で T-34 に乗せられ、そこを謀って大脱走……という映画だ。
出てくるのは本物……、前段階の1941年のモスクワ近郊でのシーンは T-34/76 にドイツ軍は3号戦車、1944年は T-34/85 に5号戦車パンツアー……、こいつらの戦闘シーンが詳細を極める。
図解といってもいいような、VFX によるスローモーションから静止画像まで、実に面白く観られる。
ひさしぶりに、爽快な戦争映画……娯楽映画だったのである。
Posted by 秋山東一 @ October 27, 2019 01:07 PM | TrackBack (0)Sさん、こんにちは。
こんなに身近に、T-34 映画なんぞがある……、なかなか、面白い時代でありますです。
中々面白い出来でしたね
先日見た「ナチの恐れたT34」とセットで見ると最高ですよ
言っちゃなんだけど鬼戦車は駄作だと思うけどなあ・・・
戦闘シーンはKV-1も中々楽しめますよ~
あの潰されたクラシックカーはハリボテなのか何なのか・・・w
やぁ、それは良かったです。
英国特有なのかな……クラブから始り、クラブで終わる、老いたる男の冒険物語……。良く出来た話でありますです。
ところで、河さんにとってのシュトルヒ、タイガーモスのような、私にとっての T-34……ですが、この映画のDVDをゲット、米国版の英語字幕付で楽しんでおりますです。
良い御本を教えて頂き有難う御座います。設定に無理が有るとも何ヶ所かで思いましたが、内容よりもその語り口に惹かれました。今の私の気分にはぴったりでした。冒頭のクラブの場面ですでに止まらなくなってしまいました。読んでみようと思ったのは「渚にて」の作者とあった為です。アラビアのロレンスの冒頭や渚にてのフレッドアステアを覚えているのは、私が自動車やオートバイを好む所為だとばかり思っていましたが、その生き方を何処かで心の拠り所にしていたのではないかとこの本を読んでる間に思いました。デハビランドやヴィッカースで設計をしていた事、この本のテレビ映画もピーター・オトゥールが主演だった事などが後書に書いてあって不思議な気がしました。フィゼラー・シュトルヒも好きですが、デハビランド・タイガーモスも好きです。
Posted by: kawa @ November 16, 2019 01:43 AM「……ヨーロッパって丘を越えるとよその国なんですね。」とおっしゃる kawa さんは、こんなお話もお好みかも……。
http://landship.sub.jp/stocktaking/archives/002928.html
それはよかったです。
Wiki によれば、フィーゼラー・シュトルヒは戦後も作られていたようですから、本物なんでありましょう。
たまたま、「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」の元ネタ「鬼戦車T-34」が、YouTube にあって観てしまいましたが、1964年のモノクロ映画……、それほど反ナチというわけではありませんが、娯楽活劇度は低いものでありました。
何より嬉しかったのは、娯楽活劇だった事ですが、他にもいくつか嬉しい事が有りました。フィゼラー・シュトルヒがその筆頭かも知れません。もっと見せて欲しかったけれど随分詳細を見る事が出来ました。多分本物でしょう。あれが偽物であればそれはそれで称賛に値するものでした。後半パンサーの内何台かががハリボテの可能性もあるとは思いますが確証を得ることは出来ませんでした。
Posted by: kawa @ November 1, 2019 11:44 PMやぁ、うれしいなぁ。河さんが楽しかったなんて……。
ところで、シュトルヒはどうでしたか。
久し振りに、とても楽しかったです。有り難う御座います。会場はあちこちに空きがありましたが。ガラガラでは有りませんでした。私も含めて私より上のジジイばかりでした。
Posted by: kawa @ October 29, 2019 03:56 PM観て参りました。ダンケルクもこの間 観たチャーチルも相当にテンションが高くて気持ちの余裕が感じられないモノでした。戦時中でもユーモアを失わないのが英国の誇りかと思っていましたが、近年のイギリスはその余裕を失っている様に思いました。英国人も追い詰められると戦時中日本の軍国少年と変わらないことになるんだな。こんなことを言うと玉井さんに怒られるかも知れませんが、子供の頃沢山観た戦争映画は何より気楽な娯楽でした。後半そうした楽しさを思い出しました。ヨーロッパって丘を越えるとよその国なんですね。サウンドオブミュージックみたいだとさえ思いました。ホラー映画の予告をいくつかしていましたが。今時の音響再生で一番効果的な周波数って決まってくるのでしょうか。フューリー以来どれも似た様な効果音で前半は少しウンザリしました。
Posted by: kawa @ October 29, 2019 03:43 PM