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Märklin 54407 / Freight Train Starter Set / Loco

MODEL RAILROAD

L1061381.jpg新しい蒸気機関車がやってきた。

Aki RAILROAD に初めてやってきた欧州型の列車セット「54406 / MAXI "Freight Train" Starter Set」と同じく、貨物列車セット「230 volts "Freight Train" Maxi Starter Set.」がある。

その機関車だけを eBay で発見、ゲットの儀と相成ったのだ。

それに、最近使い出したセカイモンからも二両の二軸貨車も到来……、それら車両とも連結器の換装が完了、公表できることになったのだ。

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見ての通り、最初の 0-4-0 のタンロコと同じようなものなのだが、長さが違う……ダックスフントというところかな。

全長240mm……、前のものより40mm長い。

長い割にはタンクロコとしては不思議な形体、運転室が短く、石炭と水はどこにあるんだ……。

テンダー、炭水車を引張っているのが相応しいと思うのだが……。

……というのは、無知のなせる……、教えてくれた人がいる。

・ ・ ・ ・ ・

この手のタンクロコ、Märklin は各種出しているが、みな同じ部品部材を使用している。
そのように共通部品部材で経済的に開発出来るようにしているように思う。

細部も手抜きなく出来ていて、最初のものより立派……に見える。

塗色もただの黒ではない……やや黄緑がかった黒、ちょっと凝っている。

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一番のオプションはデジタルサウンド付き、スピーカーは運転室の天井に装備……、ちょっと意表をつかれた。それに煙突からは煙り……も出る。

従って、デジタル運転仕様に……、底板を外して、内部の小さな基盤のデッイプスイッチを設定した。on-off-off-on は address 24 なのだ。

運転室屋根の数字はアドレス番号、F7 に付いている数字と同じだが、24、前のは20とした。これからは24号機関車、20号……と呼ぼう。

・ ・ ・ ・ ・

いろいろ調べてみると、このダックスフントの24号がオリジナルで、その短小簡易型として20号が生まれたということのようだ。


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追記 190224

コメント欄で、大西氏がご指摘くださったように、水タンクの位置は、動輪二軸の中間の台枠内にあるウェルタンク式……、タンク車の常識のようである。
 ● ウェルタンク(Wikipedia)

動輪間が長い……ダックスフントにはちゃんと理由があったようだ。その後、このモデルの短小簡易型(20号機関車)をデザインするにあたって、水タンクはサイドにもってきた……、理屈が通っているというわけだ。


Posted by 秋山東一 @ February 19, 2019 02:32 PM | TrackBack (0)
Comments

go-shiyo さん、どうもです。
大西氏はうちの事務所の元スタッフ……、建築設計者として力のある人なのですが、鉄道にも詳しいとは思いもしませんでしたです。

Posted by: 秋山東一 @ March 1, 2019 12:18 PM

大西さんに、座布団5枚差し上げて下さい。燃料と水...無い訳がないですよね。知識がひとつ増えました。

Posted by: go-shiyo @ February 25, 2019 08:30 PM

やぁ、大西君……拍手です。君がこのようなマニアックな領域に詳しいとは驚きました。
実は、このモデルにはちゃんと本物、実物があるということがネット上にあって写真まであったのです。実物はバイエルン地方の機関車で、シリーズ D VI なる機関車とのことでした。
ウェルタンク式……、もタンク車では一般的であることが書いてありますです。やぁ、勉強になりました、補足をエントリーすることにします。

Posted by: 秋山東一 @ February 24, 2019 10:51 PM

水タンクは、赤い台枠の動軸間・ウェルタンク式とやら。
石炭は、運転室前・ボイラー脇に、ダックスフントには載せてない状態?
当たりなら拍手お願いします。ハズレならそれなりの、、、

Posted by: 大西 @ February 24, 2019 02:55 PM

go-shiyo さん、どうもです。
バッファーに付いた車両のの連結器を換装する物(古のHornby 0-gauge の連結器のレプリカ)が決ると、すぐ夢中になってしまって……、あっというまにこんなことになってしまい、……困ったものです。しかし、今ある車両のバッファーが可動せずで……、これも問題です。
まぁ、同じ軌間の線路を走りますが、米国型とは互換性のない、支線として運用する予定です。

Posted by: 秋山東一 @ February 23, 2019 11:46 PM

脚周りが赤くなると、俄然!ドイツの香りがしますね。仰せの通り燃料はどこから来るんでしょうか?
模型として見ると、スカスカのオープンキャブでも駆動モータの心配をしなくても良いのは、流石にビックスケールですね。

Posted by: go-shiyo @ February 23, 2019 08:37 PM
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