150326

秋山設計道場第13クール第3回@プレスト

BeV Standard

PRESTO_150324_0.jpg
3月24, 25日、秋山設計道場第13クール第3回は兵庫県姫路市で開催、ここに本拠地を置く工務店プレスト Prestoをホストとして開催された。

初日午後、姫路駅には全国から20名の道場生が集まった。

プレストはOMソーラー初期からの加盟工務店であり、この地でフォルクスハウスを進めた功績大の工務店なのだ。

宝川一紀氏が、この地に設計事務所を始めたのが、アーキテクトビルダーとしてのプレストの始まりだ。

今では長男の宝川悠一氏、二男の宝川脩平氏も会社の一翼を担っている。そのお二方、設計と施工に分かれ大いに活躍……、次の世代のプレストへと進化しつつあるのだ。

そのお二人が設計道場出身者であることは道場主としては大いにうれしい……、今回の訪問も楽しいものなのだ。

一紀氏の手堅い設計を基礎に、悠一氏の軽快な作風への進化はこれからのプレストの飛躍を約束するものだ。それを脩平氏が支える……、道場でプレストに戻る彼が言っていた「兄と仕事をしたい……」を思い出す。

今回、プレストの住宅新作3軒を見学、5年前に竣工した現況モデルハウスでの道場課題制作……と充実した道場であった。

写真は最初に見学した「O邸」だ。道路に沿った玄関と駐車場の下屋が、軒低い母屋をしっかりと支える……、その瀟洒な外観は……宝川悠一氏の研鑽の賜物だ。


追記 150326

プレストは決して大きな工務店とは言えないが、コンパクトで強力な作る力を持っている。これは、宝川一紀氏が始めたアーキテクトビルダーとしての資質が、今、そしてこれからを作り出していくと思う。


Posted by 秋山東一 @ March 26, 2015 11:00 PM
Comments