建築知識通巻700号 | [ Architecture , Mag , OM/VOLKS HAUS ] |
建築設計実務誌の雄「建築知識」が、2013年3月号をもって通巻700号を迎えたとのことだ。
……おめでとうございます。
その前書にはこうある。
「1959年に創刊した建築知識は今号で通巻700号を迎えた。
この間、時代とともに、人びとの暮らす住宅のあり方も変わり続けてきた。
「変化」とは天然または無作為の現象ではない。そこには必ずエポック・メイキングな住宅があり、建築家がいた。
建築業界に強烈なインパクトを与え、後の住宅設計に大きな影響を及ぼした住宅と建築家を、その発想、プラン、工法、材料などに注目しつつ、建築知識ならではの視点で総覧する。」
その「……50人+α」の一つにフォルクスハウスAが選ばれている。
写真は1994年9月、19年前に竣工した、フォルクスハウスAの第1棟 VH001・OMソーラー協会モデル だ。システム最初の試作住宅として建てられた。
今では極く当り前の集成材・金物・パネルの在来工法に先鞭をつけた住宅システムだった。
この一枚の東側立面写真だけでも、当時のシステムの決め付けが垣間見える。
メーターモジュール、ベースと下屋の組合わせ、抑制された階高、標準化された木製建具と小庇、二種の外壁仕上げの一階内法高での切替え、南面の吊下げバルコン、樋隠し等々だ。
この VH001 を口火として、その後、全国津々浦々に3000余棟のフォルクスハウスの誕生となる。
その meme ミームは、Be-h@us を初め、諸々のシステム住宅に引き継がれ、今もって健在である。
本号の表紙は、東孝光の「塔の家」だ。
1968年、この建築の地下一階のアトリエで、建築実務のスタートを切った。今回の半世紀を回顧するという企画……、私にとって、個人的に記念すべき表紙なのだ。
VolksA担当者Sさん、……おめでとうございます。
「日本の住宅を変えた50人+α」は、人として私が代表としているだけで、皆でやったことです。
沢山の建築家が成した作品群の中で唯一のシステム住宅……、大いに誇りたいと思います。
おめでとうございます。
私も長年の担当者としてとても誇りに感じております。
次回お会いする時にでもお祝いに飲みましょう。
yasu-k さん、どうもです。
大昔、小林さんと初めてお会いしたフォルクスハウスの講習会の細々した光景を今でも思い出します。
あの時の思いが、今、それなりに実った……、という感慨があります。
林檎家さん、どうもです。
あの VW Beetle は、MacPaint によるものです。今でも、どんな CAD よりもドットを潰していく世界は大好きなのです。
先生、おめでとうございます!
フォルクスハウスに携わるようになって以来、真に「日本の住宅を変えた人」だと尊敬し続けると共に、その家づくりに携わることを誇りに思っています。
あれ…?
(たびたび、スイマセン)
建築知識1985年11月号…。
当事務所の本棚にありました。
再度、読み返しました。
このイラスト(ワーゲン)は、記憶に残っていました。
なつかしい!
いやぁ〜。
これ、Mac Plusで描いたのですね?
点が線になった感じです。
(^ ^;)
驚き!
おめでとうゴザイマス。
通常なら、アマゾンへ注文ですが、直ぐに見たくて近所の書店に行って来ました。
1冊だけ有りましたのでゲット。
久々に買った、建築知識です。
懐かしく思える作品が、たくさん掲載されていますね。
その中に、一緒に紹介されているのは、素晴らしいです。
ちなみに、随分分厚くなった建築知識ですが、
ページ数は300ページと、昔とそれほど変わってないですね。
紙質が厚くなってるのですね。