J.HERBIN | VIOLETTE PENSÉE | [ Stationery ] |
建築家・小川真樹氏の FB のライン上に友人に頂いた万年筆とインクの話がエントリーされた。
ふむ……、そこにあった J.HERBIN エルバンなる仏国の万年筆とインクに興味がわいてきたのだ。
特にインクの色数豊富……30種類もあるのだ。その解説を読むうちに、紫色……について、驚くべき記述を見いだしたのだ。
「インク色 VIOLETTE PENSÉE ヴィオレパンセは、ナポレオンの第一帝政時代から1966年まで、フランス全土の小学校で指定色として愛用されており、エルバンを代表する色です。」
西欧では字を書くという事始めは、鉛筆ではなく……、インクでペンで始めるということは知っていたのだが、そのインク色まで指定されていた……、それも紫色というのは驚きなのだ。
そのインク色を試したく……、早速、アルミ缶入りのカートリッジと万年筆を注文してみたのだ。
単3電池大のアルミ缶には6本のカートリッジが入っている。
カートリッジはヨーロッパ標準のようだが、そんな万年筆は持っていない。
というわけで、インクだけでは試すわけにはいかないから、J.HERBIN エルバン・カートリッジインク用万年筆もゲットしたのだ。
まぁ、とにかく廉価な……、小学生が始めてのペンとして選ぶのかな。
スケルトンで短小……、全長120mm、使用時140mmという寸法だが携帯には便利な物だ。。
とにかく、VIOLETTE PENSÉE のカートリッジを装着、仏国の小学生の気分なのだ。
Pensées パンセなる名前は、仏語の「パンセ(思想)」にちなんで名付けられたんだそうだ。そんな名称のインクを小学生に使わせる……いかにも仏国ではないかな。
のざわさん、どうもです。花の名前の語源は……そのようですね。
いろいろ聞くところによると、仏国の小中学生はこの色のインクを使っているらしい……、仏国は不思議ですねぇ。
フランス語の勉強のときに、パンセは日本でいうパンジーのことでツボミのころの下を向いた姿が、頭を垂れて考え事をしているように見えるから、と読んだ記憶があります。ホントどうか定かではありませんが…..。
ちなみに僕が考え事をしているときは、顎が上がり口が開いているようです。