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秋山設計道場第12クールが始まった。

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dojo12_1_kado_1.jpg7月22, 23日、秋山設計道場第12クールが名古屋で始まった。今月から五ヶ月間、月一で開催される。

今回の五回の内、三回がアウェイ……ということで、東京・東村山、愛知・豊川、北海道・伊達と多彩な道場となりそうだ。

道場と云えば、現実の与条件の中での即日設計だが……、今回の課題は名古屋市名東区の敷地だ。
30代の若い夫婦と0才の子供……の家、敷地は東西に細長く南北に奥行の乏しい角地、道路より少々上がっている。

今回の道場では、その場所にどのような町並みを作り出せるか……というような社会性をテーマとして考えていきたいと思っていたが、その回答としての解答が求められた。

dojo12_1_0.jpg+ 敷地を見て、すぐに2階リビングの家と結論付けた。

草ぼうぼうのちょっと上がった敷地……、そこにささやかな箱を置いてみる……、後は小さな林でも……でいいのだ。

いつもの通りの車は2台、そして緑溢れる場所を作り出し……、その中に浮いた2階リビング……、それがこの環境に相応しい住宅になる……と考えた。

道場生諸氏の提案、いつもの通りの手順の中で……、2階リビングでの提案が無かったのが不思議であったが、南側に開けない敷地での対応として、それが有効であることを忘れてしまっているのかも知れない。

今回参加者は16名、その内、5名が道場初めての方々……、その方々に道場たるものをご理解いただけたかは不明だが、このクール、プランニング以前の問題として何を為すのか……をテーマとしようと宣言してある。

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もう一つのオマケの課題は3m角の離れ……、Box303 なる工業化した箱を提案した。

Posted by 秋山東一 @ July 25, 2014 01:45 AM
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