SCOUT Micro Scope | [ TOOLS ] |
顕微鏡を兼ねる単眼鏡 PENTAX 7x21 のエントリーにパズラートの横田氏がコメントしてくださった。
彼が小学校4年生の時に手に入れた超小型マイクロスコープの事なのだ。氏が Facebook 上に写真を載せたのでますます記憶は鮮明になってきた。
実は、私も持っていたのだ。今はない……と思っていたら、昔の引出しを開けてみたらあったのである。
直径35mm厚み16mmの黒色ベークライト製の円盤形、ボーイスカウトの紋章が刻まれ NITTOH, MICRO SCOPE, SCOUT の文字がある。
スカウトの紋章の真ん中がマイクロスコープの覗き穴なのである。
観察物をガラス面の上に置き、光源に向かって覗き穴から観察する。回転させることによって焦点調整をする。
裏面には、 x150……150倍の表示があり、又、「PATENTED IN U.S.A. & JAPAN」なる時代を感じさせる表示もある。
あの頃、小学校4年生の頃、いつもポケットの中に入れていた秘密の道具であったのだ。
横田さん、どうもです。よく覚えておられますね。
友人のM編集長は顕微鏡で見た自らの Sperma について語っておられたが、小学校4年生ではまだ無理……ですね。
夢の世界でしたね。こんな小さなもので別世界が覗けるという・・・。
蝶の色模様をなす鱗粉を見たり、そうそう!糊を万遍なく塗った紙に蝶の翅を挟んで鱗粉を写し取る鱗粉転写をして、その鱗粉の拡大図を入れたノートを作りました。
また、池のアオンドロ(あおみどろ)を覗いたりしましたね。ゾウリムシやミジンコを見たのもこのころでした。
やつらは動いて視界からすぐ消えてしまうので、プレパラートにしたものを学校で覗きました。
微の世界でしたね。