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PENTAX 7x21

TOOLS

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ちょっと旧型の単眼鏡・モノキュラーである。双眼鏡の片割れ……であるが、小さく携帯に便……というお道具なのである。

父の持物であったものだが今手元にある。まぁ、肉体的な劣化はこのようなお道具を必要……と言うよりも、愛玩するのである。

長さ95mm直径35mmという手の平に入る大きさ、PENTAX SMC ペンタックスの 7X21 7.5˚、倍率7倍、口径21mm、視野角7.5˚というものだ。

この単眼鏡にはなかなか役に立つ付属品があるのである。


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CLOSE-UP LENS なる物が付属しているのだ。

先端にねじ込む事によって拡大鏡(20倍と推定……再測定の結果変更)に変換……させることができるのだ。

これはちょっと驚異的……、結構、非日常的な倍率なのだ。

しかし、焦点が合う範囲が極端に狭い……、それを解決する透明プラスチック製のスタンドがあったはずだが……、今は失われている。

これは自作せねば……なのだ。先端から距離は70mm……なのだ。


追記 120809

このペンタックスの単眼鏡いついてのエントリーは、芸大建築科の後輩、建築家・小川真樹氏の Facebook 上での写真投稿にインスパイアーされたものである。

Facebook で、氏は単眼鏡の顕微鏡に変換される機能を大いに楽しみ、称揚されているのである。

父の物であった、この単眼鏡の機能を知ってはいたが、付属品が失われた為、その機能を使うのが面倒になっていた……、さてさて、それを復活してみようという気になっているのである。



Posted by 秋山東一 @ August 8, 2012 02:14 AM
Comments

かんさん、どうもです。
やぁ、ポジフィルムを見る……、ずいぶんと精細な検査……ですね。焦点深度が浅いというのか……透明スタンドがないと辛いですね。拙速ですが作りました。
http://landship.sub.jp/stocktaking/archives/003426.html

Posted by: 秋山東一 @ August 15, 2012 09:01 AM

当時はもっぱらポジフィルム見るのに使っていました。会社の備品で、自分が異動になったので今は使っていないのですが。今あったらあったで便利だろうなとこの記事を読んで思っている所です

Posted by: かん @ August 14, 2012 03:54 PM

かんさん、どうもです。
拡大鏡として何をご覧になっておられたのですか……、当方は面白半分……ですが。まずは、スタンドを作らねば……なのです。

Posted by: 秋山東一 @ August 9, 2012 12:15 AM

職場で以前これの8倍タイプ使ってました、拡大鏡として。コンパクトで便利ですよね

Posted by: かん @ August 8, 2012 12:53 PM

横田さん、どうもです。
おっしゃっているマイクロスコープ、私も持っていたなぁ……今はないけれど。
確か学校で紹介されて、手に入れたと思う。名称は SCOUT とか言って、BOY SCOUT の紋章が本体の表面に刻まれていた。
私もいつもポケットに入れて持ち歩いて、いろんなモノを覘いて……、面白かったですね。

Posted by: 秋山東一 @ August 8, 2012 08:17 AM

さすが秋山さんのところには、おもしろいものがありますね。ぼくのところには、名に恥じない超小型のマイクロスコープがある。小4の科学クラブで紹介されたものだ。 直径35㎜、厚さ15㎜の代物で、ねじを緩めると2つに分かれる。上蓋のレンズは小さな玉のようである。下蓋の穴にも仕掛けがあるようで、検体はこの下蓋のうえにバネで止めたガラス板の上に置く。上蓋をかぶせて、接眼しつつねじを調節して見る形式の簡単なやつだ。これで、蝶の鱗粉や玉ねぎの細胞などを覘いたものだった。普通の顕微鏡を手に入れるのは、それからずっと後の話である。

Posted by: 横田至明 @ August 8, 2012 08:06 AM