120617

HAKKO FX-600

TOOLS

HAKKO_FX600_0.jpg
最近、ちょこっとハンダ鏝(はんだこて)を使う機会があり、工具箱から取り出して使ってみた。しかし、満足にはほど遠い結果……、どうにか、完了したのだが……。

というわけで、サイトで「はんだこて」を検索してみたのだ。……そして、突然次の文字列が目に入ってきたのだ。

はんだ付けが上手に出来ないのはハンダゴテが悪いからです 腕のせいだと思っていませんか?

やぁ、この言葉に心躍らぬ工作少年ならぬ……工作ジーはおらぬであろう。私は、このようにはっきりと道具について書かれているのが好きなのである。


この言葉の主「はんだ付け職人」氏がが選んだハンダコテは、HAKKO 白光株式会社なるメーカーのセラミックヒーター温度制御ハンダゴテ FX-601 の改装型というようなものなのだ。
グリップ部に温度調整機能を組み込んでおり、コテ先温度のコントロールを簡単に行うことができる。

「はんだ付け職人」氏はこれをセットとして販売されているのだ。なかなか魅力的なのだが、なかなか高価でもあるのだ。

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そんなこんな……、秋葉原のガード下、電気部品街の一画の工具販売店の店先で、601 の仲間、600 を購入することになった。店主が丁寧に説明してくれたからなのだが、600 と 601 は設定温度の差だけで、部品交換で 601 にもなる……、交換コテ先(「はんだ付け職人」氏のセットには 2C, 3C, 4C, 2.4D, S4型の5本)もそろっているよ……。

というわけで、601 よりも廉価(といっても4,870-円也)な FX-600 を購入したのだ。

付いていたコテ先は T18-B なる円錐形の物だが、替えのコテ先として、先端部が少し平らな T18-C2(529-円)も購入してみた。

HAKKO_FX600_1.jpg

上の写真はコテ先を替えて、火入れ後……、ちょっと焦げている。「はんだ付け職人」氏のセットには諸々の付属品が含まれているが、それはおいおい……。

今までのハンダコテとは、ちょっとレベルの違うものなのだ。コテ先の温度が一定に……というだけで成功間違いなし……と思うが、「はんだ付け職人」氏はハンダ付けの教材 DVD まで出しておられる……、まずは使ってみなくちゃ。


Posted by 秋山東一 @ June 17, 2012 08:18 AM
Comments

VolksA担当者Sさん、どうもです。
私もどこでどうしたのかも覚えていないハンダ鏝を使っていましたが、こいつを知った途端に欲しくなってしまいました。
こいつはコテ先温度が一定という機能だけでなく、コテ先が替えられるというのが大きな利点ですね。その辺りの機構はとても精密に設計加工されています。
もう、水を含ませたスポンジでの温度調整やらなんやら、感に頼った仕事ではなくなるように思います。

Posted by: 秋山東一 @ June 18, 2012 11:03 AM

中学、高校生時代に購入した二本のコテを今まで使っております。私の使うのは20Wと30Wと低出力のもので、コテ先温度をスポンジで調整したり掃除したりしながら上手いことやってきました。

取り敢えず間に合っていましたので着目していなかったのですがこれは欲しいですね。

Posted by: VolksA担当者S @ June 18, 2012 09:46 AM