111212

建築雑誌展 2010-11

Architecture , Event

Kenchiku_Zasshi_ten_0.jpg




建築雑誌展 2010-11



建築会館ギャラリー

2011年12月15日(木) - 21日(水)

10:00〜19:00 トークセッション:各日17:00 –




日本建築学会発行『建築雑誌』の創刊は明治20年。最古かつ現役の建築雑誌である。この展覧会は2010年から11年までの編集体制による『建築雑誌』展である。編集途中、日本の国土を根底から変えるような東日本大震災も経験してしまった。24冊の『建築雑誌』は、今後それなりの資料的価値を持つことになるだろう。会場では、雑誌を読め、資料や連載のビジュアルが公開され、関連するトークセッションが行われる。無料である。気に入った号は購入できる。ぜひご足労いただきたい。(編集長)


一応、私めも日本建築学会の会員なのだ。いつも送られてくる日本建築学会発行の「建築雑誌」を大いに興味を持ってみているのだ。

「建築雑誌」は、1887年(明治20年)の創刊以来1600号をこえており、読者の職種は建築設計、研究・教育を中心として建築のあらゆる分野に及んでおり、発行部数は34,000 部……と驚異的なのだ。

その編集は編集委員会によるものだが、現在は2年ごとに編集委員会が交替して編集を務めている。

2010 年から11年にかけての2 年間は、歴史工学家・中谷礼仁氏が編集長を務め計24冊の雑誌を刊行してきた。その2年間の『建築雑誌』を総括する展覧会が開催される。会期中はゲストを迎えてのトークセッションもほぼ毎日開催だ。

私が建築学会会員になったのは、「建築雑誌」2010年6月号の特集「われらの庭園」の対談企画への出席依頼があったからなのだが、中谷礼仁氏の編集する「建築雑誌」に興味があったからなのである。この展覧会、大いに楽しみな企画なのである。

Posted by 秋山東一 @ December 12, 2011 07:55 AM
Comments