110317

2011年 東北地方太平洋沖地震

etc.

2011年3月11日14時46分頃に起きた地震……、私は八王子の自宅にいた。

その時から、茫然自失……という感じで何日間が過ぎてしまった。

あの時、地震の揺れが収まり……、すぐ点けた新調したばかりの LED REGZA の大型画面に映し出された光景は驚くべきものであった。

その震源が三陸沖であり、津波警報が激しく点灯……していた。偶々なのか仙台の海岸を飛行中のヘリからの映像……、そこに海岸線に沿って津波の姿があった。名取川を遡上する津波、それはいつの間にか川をはみ出し周辺の全てを呑み込んでいったのだ。防風林も住宅も畑もビニールハウスも車も……、それを、ずーっと見続けていた。……、でも、それは唯の序の口にすぎなかったのだ。

津浪、そして原発……、今、進行中の全て……、まだまだ、予測もつかない未来があるのか……。遅ればせながらメモしておこうと考えた。


2011年3月11日14時46分頃に起きた地震……、私は八王子の自宅にいた。

小さな家の一階の仕事場に座り iMac の画面を前に、メール等のチェックをしていた時、サワサワ、カタカタという振動でそれは始まった。ガタガタ……となった時、四周の本棚が倒れてきて、中の本で狭い出入り口が塞がれて……閉じこめられるのは……ご免被るなぁ……と思って、部屋を出てスキップフロアになっている階段で2階の居間に上がった。

厨房の食器棚の食器がカチャカチャと音を立て、建物全体がガタガタと揺れるのを、唯、じっとしていてもしょうがない……と感じ、半階の階段を下りて玄関から外に出た。そこら中の建物がガタガタと揺れ、全てが揺れ……というよりも振動しているように見えた。

ずっと「八王子の地盤はいい……」と言っている。ここら辺りではどんな高層の建物でも基礎は直接基礎……、杭打ち基礎なんぞは皆無なのだ。そこで、築35年になんなんとするボロ家の耐震性についてごまかしていたのだ。たしかに地盤はいいのだ。ここの敷地の表土の下は浅川の川底、石だらけで天然の「割栗地業」の上に基礎がのっかっている。前の道路を大型ダンプカーが走っても……家が揺れることはない。

そんなわけで、ゆらゆらと揺れる……というよりも、軽ければビシッと揺れがくるし、今回おはソリッドな版に載せられた家がガタガタと振動させられているという感じなのだ。
しかし、私がここの場所で感じた地震の最大、最長であったことは間違いない。


・・・・・書きかけ・・・・・


追記 111218

なんだか、こんな暮になって追記するのも間が抜けているのだが、もうあの時から9ヶ月も経ってしまった。まやかしの原発事故終息宣言も虚ろに響く。

あの時、私が家の玄関から出ようとしている時、GON が階段上から見つめていた。「君は出ていくの……、僕はどうすればいいのかなぁ……」と云っているような気がした。

まぁ、あの時、GON を連れて出るというほど切羽詰まって……というほどではなかったが、何事もなくてよかった。怖がりだったから、きっと心細かったに違いない。

今、その GON も逝ってしまった。ちょっと悲しい。


Posted by 秋山東一 @ March 17, 2011 03:01 AM
Comments

senrino 御 inkyo 様、たびたび、どうもです。
政府、マスコミが本当の事を伝えているとは思えませんが、徐々に……、と感じています。

Posted by: 秋山東一 @ March 30, 2011 08:31 AM

みやこをばかすみとともにいでしかどあきかぜぞふくしらかわのせき。かんとういほくはさいあくにそなえておく。知人に専門の方がおられたら最終結末を問い合わせてみてください。ちなみに菅総理は東京工大です。

Posted by: senrinoinkyo @ March 26, 2011 09:04 AM

senrino 御 inkyo 様、どうもです。
先ほど、1時間強の停電が終了しました。オール電化ではありませんが、何もかもどんな物でも便利になった物には電気が入用……ということに気が付かされます。唯の灯油ストーブでも今風は停電になれば無用の長物です。
そして、この「計画停電」自体マヤカシ……というのですから腹が立ちます。

Posted by: 秋山東一 @ March 25, 2011 11:01 PM

T先生の「死都日本」ほか大災害の本にほれて読みました。

Posted by: senrinoinkyo @ March 25, 2011 02:39 PM