101209

軌条 (rail) /2

TRANSPORT

rail_101208_0.jpg
飛曇荘の森林官・宗亭さんから、例のレールの新しい写真が送られてきた。

今度は表面の錆を落とした状態の写真だ。あの赤錆を落としてしまえば、このような鉄本来の地肌が現れるのだ。

実は、宗亭さんはもう一本のレールを秘蔵しており、その一片を私めにお送りいただいたのだ。その状態は最初のレールと同じく赤錆が浮いた状態であったが、いただいた物であるから遠慮なく錆を落としてみたのだ。

その結果を踏まえて……錆落とし用のタワシを飛曇荘に送付、その結果がこのような美しいアートな物に変質したのだ。

今後は真鍮プレート付き台座なんぞを誂えるよう勧めてみよう。

秋山 様

昨日、○○時間と15分の後、きれいな地肌が出てきました。
あんまりいい絵がとれなかったのを、今朝の外光のせいにはしたくありませんが、現役以降にこのレールの上を何度も何度も行き来したのは秋山さんと飛曇荘Bだけかもしれません。
静かな、そして思いのこもった時を、ありがとうございました。

 飛曇荘 B


rail_101208_1.jpg

Posted by 秋山東一 @ December 9, 2010 10:15 AM
Comments