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1942(昭和17)年/夏

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NHK のテレビは「坂の上の雲」とか……、秋山真之が軍服で闊歩している。

そういえば、我が家のアルバムにも海軍さんの写真があったなぁ……と思い出して、引きずり出してみた。1942年の夏の叔父(母の弟)の写真だ。

海軍といっても、まだヒヨコ……、海軍兵学校73期で、1941(昭和16)年12月入校だそうだから、まだ1年生(三号生徒というのかな)初めての夏休みの帰省時の写真と思われる。

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これは、叔父と私の母との写真だ。

この2枚の写真は、叔父が水戸の家に帰省する途次、父母が住んでいた杉並・鷺宮の家に立寄った際に、父が撮った写真だと思われる。

母のお腹が大きいのは、私が入っているからだ。秋、9月末には私は生まれる

もう既に太平洋戦争は始まっているが、戦争は、まだ遠い。


追記 101205

1)この叔父は、その後、零戦乗りとなる。終戦時、秋水部隊所属、ポツダム大尉……、戦争を生き延び(海兵73期は1/3余りが戦死している)ながら50代初めに亡くなっている。
2)母はこの時、22歳、この頃、お腹の大きい時の写真なぞ撮らないのが普通だから……、ちょっと恥ずかしがっているように見える。


Posted by 秋山東一 @ December 5, 2010 12:42 PM
Comments

玉井さん、どうもです。
母は八人(長兄は幼くして亡くなったということで、実質7人ですが)兄弟姉妹の長女でした。母が亡くなって八年になりますが、妹(年子の)一人、弟三人が健在です。皆よく似てる気がします。

Posted by: AKi @ December 6, 2010 10:26 AM

ご子息もさることながら、母上と叔父上もよく似ていらっしゃる。
父方とだと勝手に思いこんで読んでいましたが、母上の弟さんなんだと、写真をよくみて気づきました。

Posted by: 玉井一匡 @ December 6, 2010 07:52 AM

shin さん、shima さん、どうもです。
そっくりかどうかは……分かりませんが、この写真が撮られた時から一二ヶ月後には、私が無事誕生いたしましたです。
父は写真屋でしたから、戦時中でもちゃんとした写真が残されています。

Posted by: 秋山東一 @ December 6, 2010 07:12 AM

shinさんの仰るとおり、お母さんそっくりの秋山さんですね・・・。

Posted by: alpshima @ December 5, 2010 10:06 PM

なんだか素敵な写真ですね
昭和17年とは思えない(戦時中)ほどのんびりした時間が流れています
AKiさまご母堂似でらっしゃること判明しました

Posted by: shin @ December 5, 2010 09:48 PM