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200年住宅の「強・用・美+変」

BeV Standard

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あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年は「200年住宅」といわれる超長期仕様の住宅を現実化する年と考えています。「BeV Standard 超長期住宅モデルプロジェクト」が動きだします。

昨年末、町の工務店ネットの「200年住宅」キャンペーン用のチラシを制作する企てに参加し、左にある。そのシンボルとなるイラストを描きました。
一軒の住宅が一つの家族の変化を通して50年、100年、200年と.........実際のところ、そんな未来はどんなことになっているのか分かりませんが............。

そして、上のタイトルは200年住宅の「強・用・美+変」としました。

「強・用・美」はローマ時代の建築家、Marcus Vitruvius Pollio ウィトルウィウスが著した「建築十書」の言葉「建築とは、強さと用と美の理が保たれるようになさるべきである.........(森田慶一訳より)」です。建築物の徳目というような趣きですが、建築物の必須三要素というものです。

「強・用・美」こそ「200年住宅」で再確認しなければならない言葉と考えました。耐久性や安全性、機能性や快適性、環境に合った美しさを表しています。
そして、「変」を付け加えました。古典的な徳目「強・用・美」に、変化させていく、あのスチュアート・ブランドの How building learn「建物はいかに学ぶか」の思想である、建物の変化も現代的な住宅に必要な徳目.........「変」も又、必須の要素であると考えたからなのです。

 ● 新連載:200年住宅の強・用・美・変を開始します。 - 住まいネット新聞「びお」

Posted by 秋山東一 @ January 5, 2009 08:29 AM
Comments

光代さん、あけましておめでとうございます。
今年は、いろんなことがおきそうですよ.....。設計者、工務店、建築の専門家たちはまだまだ、建築を、住宅を作る.......という世界を出ていないように感じます。もっと大きく、物を作っていくという視点から見ていかないと........なんて考えているのです。

Posted by: 秋山東一 @ January 6, 2009 02:53 PM

あけましておめでとうございます。

「びお」でも見せて頂きましたが「+変」と時間要素が加わったところに、有機的な存在として住宅を意識すると言う面白みというか・・・頼りがいを感じました。
こういうのって 本当に好きですわ〜。

たかさんのおっしゃる通り インテリジェントで美しいマークが出来ていますね。魅力的ですね。
とても 素敵なことが起きそうな感じがしてきました。

Posted by: 光代 @ January 6, 2009 02:16 PM

たかさん、あけましておめでとうございます。
もう、インフルエンザはいいのですか。
本年もよろしくお願いいたします。

Posted by: 秋山東一 @ January 6, 2009 10:03 AM

新年あけましておめでとうございます。
さすが。
美しい「アイコン」となっておりますですね。
その名実ともにあらわしているような、デザインです。

Posted by: たかさん @ January 5, 2009 06:43 PM