081017

UpRight AB38N

Car

upright_ab38_0.jpg
実際に活動中の Rising*Movie を見たら、ますます興味がわいてきた Rising*Movie である。

たくさん撮った写真の細部を見ていたら、四輪ボディのターレット部の脇にプレートがあるのに気がついた。早速、出かけて勝手に接近してプレートの写真を撮った。

UpRight_AB38_1.jpg

メーカーは UpRight なる名前で、AB38 なる型式らしい。

早速、ネットで検索してみれば、英国の高所作業車専門メーカーであったのだ。なーんだ。

UpRight_AB38_2.jpg

 ● UpRight Powered Accesss Platforms, Scissor Lifts, Boom Lifts, Aluminum Scaffolding

ちゃんと日本語で読めるようになっており、各種各様の高所作業車が沢山のっているサイトはなかなかなのだ。
まぁ、このような物に興味を持つ人って極少数であろうが、いろいろ面白いのである。

上と左の図版は AB38 のカタログ(PDF)からとったものだ。この AB38 型には、車幅に N, W の二種類あって、ナロウとワイドの違いなのだが、Rising*Movie と称する物は幅1,500mmの AB38N と言われるものであった。

この Rising*Movie について、「八王子ホテルニューグランド」のウェブサイトによれば、結婚式での写真映像撮影サービス、Filmic Scene Service とか.........「英国より輸入した撮影用クレーン「ライジング★ムービー」で映画のワンシーンのような空からのカメラアングルが実現します!! 想い出に残るお写真を・・・」なんてカッコつけているが............。

Rising*Movie やら、Filmic Scene Service とか和製英語にだまされてしまうが、このブーム型高所作業車は UpRight 社の AB38N 型なのである。

Posted by 秋山東一 @ October 17, 2008 07:24 AM
Comments

Jun Seita さん、どうもです。
日本では、このような高所作業車が外部工事で使われるのを見た事がありませんが、米国では一般的なようですね。
お教えいただき、ありがとうございました。

Posted by: 秋山東一 @ January 13, 2009 12:27 PM

こちらカリフォルニアの建設現場では足場を組まず、もっぱらこれが活躍しております。
http://www.flickr.com/photos/jseita/3175400145/

建物間に十分なスペースがあるためになせる技ですが。

Posted by: Jun Seita @ January 13, 2009 11:05 AM

玉井さん、どうもです。
この機械の魅力をコンパクトに表現していただき、ありがとうございます。
私は、これをレゴで作りたく........考えております。なんだか、これはメカノじゃないという気がしているのです。これに適当なモーターライズドできるシリンダーが付いている最新のレゴが..........と考えているのです。

Posted by: 秋山東一 @ October 20, 2008 04:54 AM

いろいろと見ているだけで楽しいのだから、ひとつ持っていたら、さぞかし楽しいでしょうね。超高層の屋上から外に持ち出されたりしたら、さすがにこわいな。
油圧式なのでしょうから、関節についている油圧の駆動部分、生物なら筋肉に相当するやつを、コンピューターで自在にシンクロさせるのでしょう。そういう機械でも、ワイパーやZライトの腕のように、平行四辺形をなす二本の骨でできた腕が使われていますね。そういう、素朴な原理が目に見えるように使われているところが、この機械の好きなところです。

Posted by: 玉井一匡 @ October 19, 2008 10:50 PM

たかさん、どうもです。
この UpRight のウェブサイトに会社経歴がありましたが、最初は米国だったみたいですね。こんな面白い物を専門の企業があるのは面白いですね。

Posted by: 秋山東一 @ October 17, 2008 08:44 PM

英国生まれの...でしたか...笑。

Posted by: たかさん @ October 17, 2008 12:37 PM