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武田の杜の家

Architecture

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かねてより、甲府の小澤建築工房と共同して計画にあたっていたAさんの住宅が上棟、2月29日上棟式が行われた。

甲府駅の北方、武田神社辺りは信玄公ゆかりの場所だ。
最初、その敷地を見た時には建つだろうかと考えたほどの土地だ。南北に細長く平坦な部分は皆無、西向きの急峻な崖状の土地、そこに立上ったのがこの住宅だ。

そのような敷地にして都市計画区域内なのだ。古証文のような甲府市の公設の墓苑の計画地ということで、恒久的な建築が建てられないという土地柄、それを大規模な土木工事のような擁壁、基礎工事によってクリアしたという大工事なのだ。

ちょうど建築基準法の改訂もからんでしまって、計画は試行錯誤の連続であったが、ここにその全貌が現れたのだ。

木造の構造部分は、Be-h@us と同じテックワン金物による集成材の軸組、工場も同じサンクレテックだ。

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左が、雑木の生えた崖という敷地、右が上棟時の写真である。その変化が大きさに驚く。

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やや、電線が邪魔だが、西側の窓からは遠く南アルプスの山々が望める。
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Posted by 秋山東一 @ March 1, 2008 04:31 AM
Comments

恐縮でございます...笑...汗。

Posted by: たかさん @ March 6, 2008 10:59 AM

たかさん、どうもです。
新しく、建物の西側から望める南アルプスの写真をのせてみました。

Posted by: 秋山東一 @ March 5, 2008 05:27 PM

眺め、いいですねぇ~笑(すみません、呑気なことを申しまして...汗)。

Posted by: たかさん @ March 3, 2008 11:53 AM