VELOTAXI | [ CYCLE , TRANSPORT ] |
1953年の八王子駅には、現在のタクシーの代わりに人力車と厚生車なるものが客待ちしていた。その「厚生車」なるものは「輪タク」であることを、Wind-Mind の kazuhiko さんに教えていただいた。
「輪タク」は、「三輪車」と「タクシー」の二つの言葉からの造語であることが分かるが、「厚生車」は聞いたこともなかった。
今では、さしずめ VELOTAXI ベロタクシーを略して「ベロタク」とでも呼ぶのだろうか。
この手の三輪自転車はイベントなんぞで見かけたことがあるが、VELOTAXI ベロタクシーと言うらしい。
1997年ドイツのベルリンで「環境にやさしい新しい交通システムと動く広告がひとつになった乗り物」として開発された自転車タクシーだそうだ。
公共交通として、なるほどと思っていたが、動く広告として捉える......とても新鮮に思える。銀座でブランドショップのオープンを宣伝するため宣伝車が走り回っていたようだが、こんな宣伝車であれば街の隅々まで広告できるに違いない。
車両自体も21段変速機、ディファレンシャルギヤ装備、電動アシストモーター装備とハイテクなのだ。
このベロタクシーは「環境共生都市推進協会」なるNPO法人によって事業展開されているとのこと、なかなか面白い。
來馬琢道なる代議士がこんなことを発言している。「.........近頃大分流行している自轉車式人力車、あれを輪タクとか、厚生車とか、國民車とか、軽車とか、サイクルカーとか呼んで、地方の警察署までがこれらの区々の名称を用いているのは國民の迷惑するところである。これは一例であるが、政府一もつと親切に新造語を指導するようにしたい。國語に忠実なるゆえんであります。..........」
何とも悠長な.....話しではあるが、戦後すぐそんな自転人力車が出てきて、その名称について混乱があった事が分かる。
mika さん、はじめまして、こんにちは。
広島はちょくちょく行ってましたが、ベロタクは見たことなかったなぁ。でも、広島って結構な観光地だし、市街地が平らだからいいかも知れませんね。
しかし、そんなに運転手が頑張らなくちゃならないとなると、ちょっと乗客としては遠慮しちゃいますね。
terukensetsu さん、はじめまして、こんにちは。
ハンブルグでの体験、ちょっと恥ずかしさを克服しないと......ベロタクシーの為にならないのかも知れませんね。
勝手なことばかりのブログですが、これからもよろしくお願いいたします。
はじめまして、いつも楽しく拝見させて頂いております。
最近はわかりませんが、広島にもベロタクシーが走ってました。
私が見かけたのは、夏真っ盛りのお昼頃で、運転手さんがタオルを首に巻き、
汗だくで真っ赤な顔して頑張ってました。
皆さん、どうもです。
人力車にしても、このベロタクにしても、なんだか日常的に使うにはちょっと気恥ずかしいって気がします。それが普及というのか、どこでもいつでも日常の...ということにならない理由じゃないでしょうか。
先日、レーモンド展で行った日曜日の鎌倉、結婚式の新郎新婦が人力車に乗っていましたが、周辺から拍手だったりして......他人事ながら.....まぁ、私が恥ずかしく思うことはないのですが....ちょっと赤面でありました。
いつも読ませていただいております。
初めて書き込みいたします。
ハンブルグでベロタクシー乗りました。
周りのひとがこちらを見るので気恥ずかしいですが、
歩くより早く、車より遅い、ここちよいスピードで街並みを堪能できました。
割と最近、横浜はみなとみらい地区で見かけました。ドライバー(?)が映画のスパイダーマンの衣装だったのは映画の宣伝も兼ねてだったのでしょうね
Posted by: かん @ November 9, 2007 12:47 PM数年前迄は表参道辺りで
車の間に挟まっているのをちょくちょく見かけましたが
最近はとんと見ないな
何処いったんでしょうか
可愛らしい姿に反して
お値段は物凄い価格だったと記憶してますが
その辺が普及のネックになったのでしょうかねぇ