iBook G4 /メモリ増設 | [ Apple ] |
Apple の次期OSXの Leopard のリリース延期に伴って iBook G4 のメモリ増設を決意、そのメモリは SanMax に1GBのSMM-N1G-333を注文した。
それは発注したその日の夜には発送され、クロネコによって次の日の朝には到着というスピードぶりであった。
さてさて到着したからには装着の作業にかからねばならない。
ここで大事な事を忘れていた。作業にかかる前に、身体に帯電している静電気を逃がしてから作業に取り掛かること.........であった。
まずは、システムを終了し、諸々のコード、ケーブル類を外す。そして、忘れてはならないのはバッテリーを外す事だ。
次に、キィボードを外す。[6]の上のプラスチックのマイナス・ネジをゆるめ、[1]と[delete]の上のラッチを下に下げて上部を持ち上げればキィボードは外れる。
下はキィボードを外した状態、本体と繋いでいるケーブルがあるから、裏返す形でパームレストの上に置いてある。左手に図解したイラストがあるが、その隣の AirMac Extreme カードの下側の四隅がプラスネジでとまっているアルミ製のふたの下にメモリがある。
AirMac Extreme カードをソケットから外し、フタを止めていた四隅のプラスネジを外してメモリ部分を露出させる。
今まで使っていた512KBのメモリの両脇のストッパーを開くとメモリ自体が立ち上がり、そのまま抜き取ることができる。新1GBメモリをそこにセットし、両脇のストッパーを内側に倒すとメモリは固定される。下の写真はその作業後である。
メモリをセットした後は全て元通りに、AirMac もソケットに差し込み、キィボードで蓋をするような形で元にもどす。
そして、バッテリーを装着し、起動する。メニューバーのアップルマークから「この Mac について」を選択、左のダイアローグが出て........あっけなく完了である。
この iBook G4 のメモリは256MBから、128MBの他に一つのソケットがあり、そこに128MBをセットすれば256MB、512MBならば640MB、そして、今回、1GBであるから1.12GBとなるのである。
やぁ、めでたしめでたし、この iBook G4 は Leopard 後も最後の Tiger machine として頑張ってもらうつもりなのだ。
この iBook G4 は、2008年春頃より、挙動不審な動作が目立ち始め、7月になって Apple Store に持ち込んだところ、ボードが壊れていると宣告されあえなくリタイアの儀とあいなった。4年半の命であったのだ。
その時、キイノートによる講演を間近に予定しており、とにかく、機械がないのは困るし、iBook 内のデータは入用であるし.......というわけで、その場で MacBook Air を購入し、データを移してもらうことにしたのであった。
アブ さん、ありがとうございました。
そうですね、パーソナルコンピュータ(マイコンと言っていたなぁ)草創の頃は、パンツ一張でやれとか、台所のステンレスの流しでやれとかビクビクものでしたね。
メモリ増設おめでとうございます。iBookくんも嬉しそうですね(笑
余談ですが、上記手順に
「作業前、体に帯電している静電気を逃がしてから作業に取り掛かってください」・・の項あるといいと思います(^^;;