070314

アーサーが教える・体のふしぎ

BOOKS , TOYS

karada_fushigi_3.jpg [+]

書店の雑誌売場の平台に書籍というよりも箱が置いてある。

附録付きの雑誌というわけだが、附録の玩具の方が大きくて雑誌は小冊子程度のものなのだ。
名車コレクションのようなダイキャストモデルの付いたものや、帆船みたいな模型を作る部品を何回かに分けて配布するなぞいろいろとあるようだ。
まぁ、小冊子であってもたくさん集まれば専用バインダーなんぞで立派な書籍になるわけだが、それよりも、模型収集とか模型製作という形で定期購読を仕向けるというのが本来的な有様なのであろう。最初は店頭に並んでいてもすぐ無くなってしまうので、すぐ忘れられてしまうのだが。

ところで、こんな人体模型を作るという新種が現れたのだ。

毎号人体のパーツがついてくる。ヒトの体を組み立てながら、人体のふしぎについておもしろおかしく覚えちゃおう! さらに、マガジンを読めば、人体について何でもわかっちゃう!それぞれの号にはアーサーの組み立て方と体のしくみをくわしく説明していきます。アーサーと一緒に血液の循環、筋肉や脳の働きを覚えよう!もの知りになって、友達や先生をおどろかそう!

アーサーが教える / 体のふしぎ

karada_fushigi_0.jpg子供向けのようだが、人体模型を作る.......やぁ、これは捨て置けない。身長1m10cmの人体模型ができるという週刊誌なのだ。

店頭にある第一号は「頭蓋骨/歯/下顎」付きで190-円円(税込)で大安売りなのだ。
そして第二号は「頭蓋骨上部/左脳/接続用パーツ/等身大ポスター」付きで690-円(税込)なり、第三号となると「頸椎/肋骨の後側/右脳/背骨の一部」付きとなって1,190-円(税込)となっている。
価格と全容、これがなかなか分かりづらくなっているのだが、全巻82号で完結ということになるらしい。

大体、この手の雑誌ってずっと店頭に並んでいるということはない、最初の何号かが並んでも最終号が.....どころか、第五号が並ぶかどうかも分からない。最初の何号かと、子供向けオマケ(アーサー腕時計と特製リュック)で定期購読を約束させてしまおうという魂胆なのであろう。

まぁ、全巻82号の定期購読を一括払いすると 190+690+(1190*80) で 96,080-円(税込)也という膨大なことになる。週刊誌でも全部完成するのが来年の夏頃.......やぁ、ずいぶんと先なのである。しかし、この手のものを最後まで購読し完成させました、なんて話しを聞いたことがないなぁ。

Posted by 秋山東一 @ March 14, 2007 06:00 AM
Comments

fuRu さん、どうもです。
私めも、1号, 2号を買い求め、組み立てましたです。
http://landship.sub.jp/stocktaking/archives/001488.html

Posted by: 秋山東一 @ March 14, 2007 10:44 PM

1号と2号がわが家にあります。

Posted by: fuRu @ March 14, 2007 05:36 PM

いやぁ、東京町家 さん、どうもです。
この人体模型を分割.......販売って、「臓器売買」の趣きがありますね。しかし、ちょっと興味がありますね。

Posted by: 秋山東一 @ March 14, 2007 09:02 AM

いやいや、穏やかでないものが出ましたね。
自動車模型コレクションなんかだと、少し買い忘れても、飽きて止めても、それなりにコレクションとして成立するが、人体模型となると・・・目玉が片一方無かったり胃腸が無かったりではグロテスクですね。
もっともそこが狙い目で、五体満足な模型を完成させるためにも是非定期購読をという事になるのでしょうか。
夜な夜なウイスキー片手に、中途半端な人体を愛でながらにんまりしている・・・秋山さんは止めて下さいね!(笑)

Posted by: 東京町家 @ March 14, 2007 08:52 AM