いごい | [ THINK ] |
朝日新聞の日曜日の朝刊(060903)にこんな一面広告があった。
漢和辞典に革命が!! 従来の部首別画数順から300年
新しい引き方の「現代漢字辞典」本日予約開始!!(10月1日発売)
引きづらい 戀 は「いごい」で引ける。どうして?
超漢字検索「漢ぺき君」は、電話で漢字の書き方を伝える要領を簡略化し構成要素の読み・名称の頭文字をおおむね筆順でつづって漢字の見出しとするだけ
..........
やぁ、知らなかったけど、こんなものがあったのだ。新しい検索する漢和辞典「現代漢和辞典」の登場なのだ。
そんな漢字検索「引き方」の革命的方法が考案されていたのだ。
考案したのは大宮市内に開業する皮膚科医師・高田任康氏だ。氏はワープロで患者の住所録を作成中、「弼」という時の読み方が分からず、なかなか画面に出すことができなかった。この時「電話で説明するときは、ゆみ、ひゃく、ゆみ、と言えば通じるのになあ‥‥‥」という考えが頭をよぎり、頭文字をとって「ゆひゆ」で引けたらという思いつきを基に、漢字を片っ端から整理する作業にとりかかったんだそうだ。
そこから、漢字検索初の特許を取得した、超漢字検索[漢ぺき君]ということになったのだ。現在の日本語はワープロ、コンピュータで、キィボードで日本語入力される。そんな環境下、漢字を検索する作業も変わらねばならないというところだろう。
● 超漢字検索【漢ぺき君】のHP
● サンルイ超漢字検索サイト
まぁ、「ペキる」とか「ペキって......」とか、ちょいと恥ずかしいが、なんだか、英語の定冠詞 The を「テヘ」と読んだ、っていう話みたいな.......落ち着かない感じがするのだが、いかがであろう。
小関智弘氏の著作[職人ことばの「技と粋」]を紹介したエントリーで、その目次をのせたのだが【鉸る・鈑金・熔接】という金ヘン、火ヘンにこだわった漢字が使われている頁があった。
今の使っている日本語入力システム ATOK 2005 では「熔接」はでたが、「鉸」「鈑」がでてこなかったので、結局、文字パレット入力した。
この【漢ぺき君】を試してみたのだが、「鈑」は「かは」で出たが、「鉸」は「かこ」で出てこない........さて。
WindowsのMSIMEでは手書き入力という裏技があるので、あまり苦労はしません(笑
でも漢字って独特のすばらしい文化なのできちんと継承すべきでしょうね(とはいえ、打ち急いでいい加減な漢字の使い方多いです。厚いとか篤いとか(--;;)。
それよりも日本語で言えば、教育で足りない、相手へ伝えること(口語、文章)の練習をもっとすべきかな(顔文字、絵文字は曖昧でメールはOKですが、実社会では×)。難しい漢字知っていることより、古文、漢文読めることより重要だと思いますが。。。。
たしかに。
うちの子も、『とめ、はらい、はね…』なんていいながら、
卓袱台のうえで、広告のうしろ紙に練習しています。
先生のいわれるとおり、ものの『なりたち・しくみ』を、
学ぶということが、現代の子供たちには少なくなってきている
ような気がします。
まぁ、あとは教える側の能力や文部○○○みたいなとこの
おとながどう考えるか、というところでしょうか(笑)。
たかさん、どうもです。
どうでしょうかねぇ。便利ならばいいじゃないか、じゃ、ちと困るんじゃないかなぁ。やっぱり、部首、画数という漢字の構造を理解することは、これからも教育していくべきことではないでしょうか。
こんなものは大人になってから、で十分でありましょう。
おはようございます。
小学校とかの国語の授業が変わるかもしれませんね。