060815

お盆

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yabashira_060811_1.jpg昔、子供時代の夏休みは、水戸近郊の母方の祖父母の元に一ヶ月近く逗留するという生活を送った。

そのメインイベントは「お盆」であった。

たくさんのきれいな提灯が飾られた座敷、そしてなんだか取り澄ましたように整えられた世界、客人、そして叔父叔母、従兄弟達の訪問、そしてご馳走、それは暑い日差しと濃い緑、蝉の声と一緒だった。

その為の準備、祖父母の後を追って、墓地の掃除、祖父がなんで茄子や胡瓜で模型を作るのかの不思議、門前で焚く迎え火、送り火の意味、そんなこんなの世界があったものだ。

「お盆」なんて、突然考えてしまったのは、谷中M類栖の「施餓鬼と施主」なるエントリーで「施餓鬼」という言葉を知ったことによる。施餓鬼→お盆→墓参り、と短絡、とにかく墓参りに行ってみることになり、8月11日、八柱霊園にでかけたのである。

いつものことだが、まずは目指す墓は「どこだっけ....」と探すのだが、今回、ひさしぶりということもあり、樹木が繁茂していた隣の墓が空き地になってしまっていたこともあって、ちょっと探したのであった。日差しも強く、ちょっと清掃に汗であったが、無事、墓参りを済ませることができたのであった。

GE_yabashira_1.jpg


Google Earth 上に墓の位置をプロットした。

今回も管理事務所に寄って、1年間の「霊園管理料」2,850-円を支払うのだが、なんだか係の方はやりたがらない。

9月に再請求の書類が郵送されるから....とか、とにかく、本日支払いたいと頑張ると....なんだか、いやいやながらコンピュータを操作し、支払わさせてくれたのだ。

2m×2m、4平方メートルの地代が1年分2,850-円也、この時だけ、日本国が社会主義国家ではないかと錯覚する........。
今回は、仕事したがらない係の人を見て、ますます、その感が深かったのだ。

Posted by 秋山東一 @ August 15, 2006 07:52 AM
Comments

m-louis さん、どうもです。
墓参りのきっかけを作ってくださったエントリーに感謝いたしております。

Posted by: 秋山東一 @ August 20, 2006 11:37 AM

m-louisさん はじめまして。

ホント、そうですね。

『何か』があるのかもしれません…。

Posted by: たかさん @ August 19, 2006 06:07 PM

今年のお盆は without PC で少し長めに妻の実家に帰省しており、
帰阪してからそのツケが回りまくっております(^^;)

ところで、このエントリー、もし私が「お盆」ってタイトルでエントリーしてたとしたら、ひょっとして存在しなかったのでは?とも思うのですが、如何でしょうか?
「施餓鬼」という言葉(字面)にはある一部の人種を引っ掛ける「何か」があるように思えてなりません。

それにしても「(2m×2m×1年=2,850円)≒社会主義国家」の公式は読んでて笑ってしまいました。

Posted by: m-louis @ August 19, 2006 04:09 PM

たかさん どうもです。
そうですね。東京に帰省なんて人もたくさんいるんですよね。ぴんときませんが。

Posted by: 秋山東一 @ August 17, 2006 08:10 AM

先生、こんにちは。
僕も実家で一週間ほど子供らと夏を過ごしてきました。
実家のリフォームに伴い、残工事となっていた
『玄関式台・昇降用手摺の設置工事』をしてきました。
それにしてもTokyoはすごしやすかったです、ハイ。
それにくらべ、Yamaguchiは、燃えそうな勢いです…
(暑暑暑暑暑暑暑暑シニソー暑暑暑暑暑暑暑暑)。
首都大停電の一日前に、脱出したので、『無事、帰還』
といったところです。

Posted by: たかさん @ August 16, 2006 03:57 PM