060620

AUTOMOBLOX

Car , TOYS

MOBLOX_M9_0.jpgAUTOMOBLOX オートモブロックスである。Automobile と Block を一緒にした造語だ。

自動車を作る積木なのだ。全長20cm余り、なかなかの存在感なのだ。

masa さんの「Kai-Wai 散策」の100,001番のキリ番を踏んだプレゼントにこれをいただいたのだ。

MOBLOX_M9_1.jpg


ブナの木の本体とプラスチックの部品の組合せだ。本体はいかにも積木風に木のブロック、前部と後部、そして中間部の三つのブロックで構成され、プラスチック製のジョイント部品で連結されている。

それらの細部は木製らしい単純な工作でライトやバンパーの自動車らしいディテールを表現しているのだ。

塗色はクリア、木の地肌を活かした仕上げはプラスチックのカラーとの対比が美しい。

これは8人乗りの M9 sports-van なるものだが、車種は全部で6種類あり、プラスチック部品のカラーが異なるが、全てに互換性がある。

複数の車種を用意すれば、積木的に色々組み合わせて新車を開発したりして遊ぶことができる。

MOBLOX_M9_2.jpg


現実の自動車をかたどることなく、デザイナーのスケッチをそのままを形にしたようなコンセプチャルな形態は実に魅力的である。それと同時に、細部のエンブレムに至るまで入念でもある。

デザイナーは Patrick Calello、こんなのが仕事になっちゃっているなんて、うらやましい。

この底面のシリアルナンバーも誇らしげである。ちゃんとデザインしてあるんだよっていう.....証しなのであろう。

・ ・ ・ ・ ・

後から気がついたのだが、三分割されている木部本体は木目が通っており、一つの木のブロックから切り出されていた。これって、ちょっとこっておりますですね。

MOBLOX_M9_3.jpg


この AUTOMOBLOX は、昨年2005年の「第7回 JIDA デザインミュージアムセレクション」に Be-h@us がセレクトされた際、一緒にセレクトされたプロダクトの一つであった。

AXIS の展覧会に展示されていたなかで、私は一番興味がそそられたのであった。
JIDAデザインミュージアム セレクション Vol.7 /図録



Automoblox
AUTOMOBLOX オートモブロックス公式サイト

masa に mago がいるなんて信じられないが、masa が mago のために用意していた大事な AUTOMOBLOX を私めにお送りくださったのだ。masa の mago には申し訳ないのである。

Posted by 秋山東一 @ June 20, 2006 06:14 PM
Comments

masa じぃちゃーん、ありがとう xxx

Posted by: 秋山東一 @ June 21, 2006 12:15 AM

う~ん、AUTOMOBLOXの魅力をここまで引き出した紹介記事というのに驚きました。例えば、木目が通っていることなど、僕は気づいていませんでした。さすがに眼力の差を痛感しました。ところで、僕には、ブログを始めてからですが、建築家のmagoができたのです(^^; ですから、申し訳なくないのである(^^;

Posted by: masa @ June 20, 2006 11:59 PM

隊長は体調を回復されたようですね。この車のおかげでしょうか。masaさんは、当選者の顔を思い浮かべて賞品を決めたんでしょう。masaのmagoは、すてきなじいさんを持ったものですね。こんなにシンプルな組み合わせで、かっこいい車ができちゃうのがすてきですね。サイトも楽しいし、ムービーもカッコいい。Apparelなんてのもつくっちゃうようですが、もう、Registerしましたか?作っている人たちは、もっとおもしいだろうなあ。Be-Toysなんていう構想がむくむくと浮かんできちゃいませんか。

Posted by: 玉井一匡 @ June 20, 2006 09:41 PM

格好いいすね。
これは子供よりもaKiさんの方が喜びそうだ。

Posted by: iGa @ June 20, 2006 09:02 PM