WHOLE EARTH CATALOG | [ BOOKS ] |
Whole Earth Catalog のウェブサイトができて、誰でもそのコンテンツにふれる事ができるようになったのは喜ばしい限りである。
● Whole Earth Catalog
: Access to Tools and Ideas
私の手元には五冊の Whole Earth Catalog がある。何か意図的に収集したわけではないが、見かける都度にゲットしてきたものだ。
最初のものは、定期刊行物であった頃の Spring 1970 の号であった。その頃、短期間、属していた設計者集団で、誰も興味を持たず放っておかれたのをいただいてしまったのものだ。
そして、嶋田洋書に依頼してゲットしたのが The Last Whole Earth Catalog 1971 であった。たかだか $5.00 の書籍が7,000-円(5,000-円とあったのを訂正......)であった......まぁ、360-円/ドルの固定相場の時代ではあったが、洋書屋にボッタクラレタという感じで、ちょいと高価な買物であったのだ。
その後の三冊、それらは皆、洋書バーゲンの平台から探したものであった。
1986年8月の「建築知識」の「秋山東一のストックテーキング」の最終回(14回)の記事が「ホールアースカタログがあった」であった。この aki's STOCKTAKING にあるエントリーにある2003年7月の付記を見ると、The Last Whole Earth Catalog は嶋田洋書に支払った金額は7,000-円とある。これが正確と思うので訂正することにする。
これは、........ちょっと良心的とはいいかねるお値段でありますですね。そういえば、$5.00の表示の上に書店のシールが貼ってありました........。
この The Last Whole Earth Catalog は Spring 1970 の WHOLE EARTH CATALOG をゲットした後、青山の嶋田洋書に輸入を依頼したものであった。嶋田洋書がそのカタログなるものの存在を知るわけもなく忘れた頃に連絡してきた。
手にした時、黒くて大きくて厚いカタログには大興奮であった。でも、The Last ..........で、もう終わってしまったのか........と、がっかりしたのであった。
alpshima さん、どうもです。
そうですね、Whole Earth Catalog は大きな影響を与えたものですね。出版界では..........カタログ、建築界でも「アメリカの草の根」がブームとなりました。Whole Earth Catalog は TAU なる大判の建築雑誌まで生み出しましたです。
私も初めて見たのがイエナであります。
アメリカの草の根・グラスルーツムーブメントなどなど、この時代に一気に湧き上がる、良い意味での先祖還りは新鮮でありました。今、騒がれている環境に絡む全てのコンテンツがこの一冊で既に網羅されているようなものですね。
cen さん、どうもです。
ネット上の電子版ホールアース・カタログで、スティーブ・ジョブズの Stay hungry. Stay foolish. の載っている Whole Earth Epilog の裏表紙も見られましたです。
そうなんです。あの頃......1972年頃の5,000-円って、結構な額だったんであります。
やはり、手元にあるっていうのは、輝かしいですね。でも¥5000は、いや~(^^; という感じですかね。
Posted by: cen @ January 19, 2009 05:50 PM