| TIN tank /Shackman | [ TANK , TOYS ] |
ゼンマイ動力の小さなブリキのタンクである。全長75mm、全幅55mmという大きさである。
白いゴム製のキャタピラ、それに針金製のロールバーが特長である。
ゼンマイを巻き手を放す。タンクは勢い良く前進、前方の障害物もなんなく超えていく。しかし、垂直に立上った壁にはお手上げだが、そのまま前進、後にひっくり返ってしまうのだ。
その時、ロールバーが役に立つ。でんぐり返って元の姿勢に戻るのだ。それを飽きずに繰り替えすという可愛らしいタンクなのだ。
上部の大砲はライターの発火石で、チカチカと発火、これも可愛らしい。
これをどこで手に入れたのかは忘れてしまったが、タンクのお尻に Shackman, N.Y.10001 と印刷してあり、米国の雑貨屋で作らせ販売した物らしい。
しかし、これと同じものを子供の時、1950年頃(小学校2年生の夏だったと思う)鎌倉由比ヶ浜に海水浴に行った時に母に買ってもらった。何日間か滞在したのだが、海に行く以外は部屋の中で飽きずにこれを動かしていた。その時のものは、こんな風に印刷されたブリキではなく、ブリキそのものであった。
ゼンマイの動力部分をボディにしてそこから四つの車輪、そしてキャタピラ、それがタンクといえる必要最低限の概念的な造形というところが私好みなのだ。そのコンセプチュアルなところ、ZeCar の延長上にあると考えているのだ。
