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レーザー水準器 / BDL210S

［ SELFBUILD/DIY , TOOLS ］

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色といい形といい、幼児用の玩具という趣だが、小型の「レーザー水準器」なのだ。
BLACK & DECKER の「イージーレーザーレベラー」BDL210S という。手ごろな価格だったので手に入れてみた。

私は職掌柄、水平垂直にはちょっと神経質なのだ。レーザー光の特性である直進性を利用して、離れた場所に水平、垂直、鉛直を示すことができるレーザー水準器はずっと興味があったのだ。

全長110mm幅60mm高さ50mmの大きさの本体の先端からレーザーを照射する。レーザー光でポイントをドットで示すだけでなくラインでも示すので、何かを一列に揃えたりする用途にも便利だ。

最新型は水平自体｛垂直、鉛直も同じく）、器械が自動的に指示するという物もあるが、この器械は本体の3個の気泡管によってマニュアルで調整する。附属のミニ三脚の上の回転台に本体を載せ、気泡管を見ながら三脚の高さ調整して水平を確保し、後はレーザー光が示すポイントとラインを見ればいいのだ。
本体下部には一般的な三脚用の1/4吋のネジ穴があり、三脚に固定して使うことも可能だ。

下の写真はミニ三脚上に本体を載せた三つの使用状態を示している。
左から「水平」、遠くのポイントに水平のライン、ポイントを示す水準器として標準的な使い方である。二番目は「垂直」、離れた壁面等に垂直線を照射する。最後は「鉛直」、下げ振りの代わりに天井面等にポイントを示す。

全体の精度がどの程度のものか分からないが、水平・垂直を調整するのはマニュアルであるから、基本的にはレーザー照射の精度による分けである。一度、その精度を原始的な「水盛り管」（精度的に間違いのない）で試してみることにしてみよう。
本体自体はなんの問題はないが、ミニ三脚が少々問題である。プラスティック製で耐久性、実用性ともに問題あり、使い勝手も研究の余地ありだな。

パッケージは、本体とミニ三脚、本体を壁等の垂直面に固定する「ネジ用サポート」という部品、単三電池2本と収納ポーチがついている。
価格は八王子のムラウチホビーにて、4,980-円（税込）であった。

Posted by 秋山東一 @ February 15, 2005 07:55 AM