全地球ブラウザー EarthBrowser 2.1.1 | [ Computer , Internet/Web ] |
目の前のデスクトップのバーチャルな地球が自転するのを見るだけで楽しい。
これは EarthBrowser アースブラウザーだ。地球上に起きた情報を見せてくれる。気象・雲、地震・台風・火山、ライブカメラなどを表示する。インターネット時代の地球ブラウザーなのだ。
これが地球の全景、もっと親しく「宇宙船地球号」と呼びたいくらい美しい。光る点は都市の光だ。暗い部分はもちろん夜だ。
ここ www.earthbrowser.com でダウンロードできる。バージョンは2.1.1で Mac版/Windows版とも用意されている。機能制限はあるがデモ版もある。シェアウエアで 29.95ドルである。
地震情報を選択すると最近の40の地震の震源位置と震度が表示される。クリックすると USGS 米国地質調査所の情報を表示する。
これは、日本列島の新潟地方に表示された赤丸に6の数字のマークをクリックして得られた、2004年新潟中越地震の情報だ。
ホールアース・カタログが「全地球カタログ」だとすれば、このアプリケーションは「全地球ブラウザー」というべきものなのだ。
● www.earthbrowser.com
Ryu さん、どうも。
私も、今、トラックバック、コメントさせていただいたばかりでした。
遠くニュージーランドのブログ、楽しみです。
秋山さん、初めまして。
いきなりトラックバックして失礼しました。
僕のところは超ナローバンドのダイヤルアップな上に、大家と電話回線を共有しているので、こうした大きなファイルをダウンロードするのはなかなか勇気がいるのですが、インプレッションを拝見していると欲しくてたまらなくなってます。
そのうち大家の留守を狙ってダウンロードしてやろうと思ってます。
良い物をご紹介いただき、ありがとうございます。
さっそくダウンロードしてみました。おもしろい、たのしい。秋山さんの予言通り、ぼくは大好きです。
数多くのデータを蓄えること。それらを整理すること。それがとてもコンピューターらしい。
地球上の各地の現在のさまざまなデータがすぐにわかること、それがインターネットらしい。
今の気温、台風の位置、雲の分布、向こう一週間の天気予報もわかるのだ。しかし、そこまではウィンドウズ頭でもできる。
問題はそこからだ。興味深いできごとがあったとして、それをおもしろい本、いい本にできれば、いい文学すぐれたエッセイやノンフィクションになるように、それらを、回転する美しい地球という実体にしてみせること、世界の各地に置かれたカメラで町をみせてくれること、地球を見るブラウザーという見せ方、それはウィンドウズ頭ではつくれない。Mac的な考えかた感じ方が得意とするところだ。