030720

裸の土蔵

BARRACK finder

P7190078_a.jpg

最近できた、八ケ岳エコーラインの北端、「槻木(「つきぎ」って読むのかな)大橋」を渡ってすぐに、変なものが見えた。遠目には廃虚になった土蔵に見えた。近づいて見て、「これは何・・・」ってびっくりしてしまって、おどろおどろしい怨念が・・、ちょっと理解するのに時間がかかった。

P7190074_a.jpg

全ての壁面、壁の厚板、梁、柱まで、無数のペグというか木栓が突き刺さっているのだ。見た瞬間は、なにか寒気のするような、恐ろしい感じがした。

土蔵の土の部分がなくなっている、裸の土蔵なんだと理解した。この辺りによく見かける土蔵、土蔵の入口側の屋根が長く伸びて、「ヘの字」の形になっている土蔵を移築中のようだ。
屋根は立派な瓦葺きが完成し、外回りが未完成のまま、放置されているのだ。

この無数の木栓に棕櫚縄をからませて、土塗りの下地にするのであろう。土蔵の工事の方法を調べてみようと考えている。

P7190077_a.jpg

P7190079_a.jpg

P7190076-a.jpg

拾った木栓、長さ75mm、材質はクリではないかと思っている。

P7200103_a.jpg

Posted by @ July 20, 2003 08:55 AM
Comments