240625
| ORGA（オウガ）森づくりの家……の今 | ［ Architecture , BeV Standard ］ |
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6月20,21日の福岡・下関出張だった。
目的は来月24,25日開催の秋山設計道場第163回の詳細をホストの安成工務店と詰めることであった。
見学先の一つは安成工務店の福岡西展示場なるモデルハウスなのだ。
実は、私の設計で2004年5月にORGA（オウガ）森づくりの家としてオープンしたものであったのだ。
今回、私の訪問自体、モデルハウスとして機能してから初めて……、20年振りの再会という趣であった。
しかし、20年もモデルハウスとして使えているということは、安成は物持ちが良い……というよりも、モデルハウスとしての設計が良い……と言えるかな。
モデルハウスというものは、一つの住宅でありながら、いわゆる商業施設という側面があり、そう長持ちするものではない。
安成のこれは「経年変化の美」を売物に、今もって役にたっているそうである。
中味はOMソーラーから、OMパッシブエアコンに進化させながら、住宅としての基本を活かしているのだ。
安成工務店の福岡西展示場、２０年前の仕事の諸々記憶してないこと多々なのだが、こんな細部を発見……。
当然ながら記憶無し……、しかし、私め以外にやるやつはいない。
階段下物入れの扉、右ヒンジの片開き戸だが、把手が突出するのを嫌って扉木口に手かけを設け、そこにアクセスする為の凹みを作った。
大事なのは、この壁がランバーコアを重ねて作ってある故のデザインであることだ。
Posted by 秋山東一 @ June 25, 2024 06:30 PM | TrackBack (0)
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