建築士 / 2023年1月号 | [ Architecture , Mag ] |
日本建築士会連合会の会誌「建築士」2023年1月号、特集「木質化と工業化」に、「フォルクスハウスをめぐって」と題するインタビュー記事が掲載された。
本特集は近年顕著になった木造合理化の流れを、その原点から探ろうという意図の元、フォルクスハウスを建築家による先駆的’事例として取り上げていただいたものだ。
インタビューアーは、本特殊を主導した東大工学部建築学科の権藤智之准教授だ。
その発案から、システム構築の細部、その前身であった「the在来」との関係、フォルクスハウスから Be-h@us への進化、そして、これからの住宅の作り方として WITs なる組織まで語った。
特に、今まで公表したことはなかったが、問われるままに、藝大建築の影響、吉村順三に学んだものが、フォルクスハウス・システム設計の核になっていることを語った。
藝大建築の生徒として、それも講義で語られた空間の基本としての「京間8畳」と「2m超えの内法高」を、メーターモジュールの4m角と2m超えの内法高を矩計の基本とした。これだけで、フォルクスハウスが出来上がっている。
インタビュー記事ではなかなか語り尽くすというわけにはいかないが、どうにか伝えたいことは語れたかな……。
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佐瀬次雄さん、ありがとうございます。
30年後に、やっとこさ、総括できた気分です。
大変ご無沙汰いたしております。フォルクスハウスの記事を拝見いたします。ありがとうございます。
Posted by: 佐瀬次雄 SASE Tuguo @ January 13, 2023 12:43 PMすみません、読みにくい低解像度のスキャン画面……、失礼いたしました。
今回の「建築士」の取材で、とにもかくにも、忘れ去られる前に、記録できたことを喜びたいと思いました。
30年前のフォルクスハウスの構想が、今現在、信さんの目論みに生きていることこそ、価値あることと思います。ありがとうございます。
ご紹介くださいまして、ありがとうございました。いささか恥ずかしい限りです。2021年の我が家での迫社長、秋山御大の会話から、あそこまで行きました。インタビューは完読しました、インタビュワーの事前調査や資料の読み込みがイマイチという印象です。フォルクス、Be-h@usと今や懐かしいですが、この現代になり、やっと時代が追いついて来た感じがします。
Posted by: Shin @ January 7, 2023 12:13 PM