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A2 project / 設計道場ククル分会・第13回 / Extra

BeV Standard

gihu-main2.jpg
写真は、A2プロジェクト設計道場ククル分会第13回の課題敷地、岐阜県瑞穂市の一画、南から北を望んだものだ。

今回、11名の道場生の解答から優れたもの二つを勝手に公表してみる。

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ACT HOME の SAITOH さんの作品だ。

各住戸はベース、下屋、小屋、デッキ、そして Green CLOUD で構成され、駐車場とコモンが南東側道路に面して配されている。

来客用駐車場が北側道路に平行駐車の形、これがスマートに感じさせる。

北側から南東側コモンへ抜けられる小路が、素直な集住体を構成している。

この全体配置計画での「抜けられる」ということは、住戸平面での「回れる」と同じような一つのデザインの核となることなのかも知れない。

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エムズアソシエイツの白木さんの作品だ。

各住戸はベース、下屋、小屋、デッキ、そして Green CLOUD で構成されているのは SATOH 案と同じだ。

東側道路と北側道路に駐車場、北側のコモンとなる原っぱがから南東側道路に抜けられる配置がゆるやかで巧みな構成だ。

・ ・ ・ ・ ・

両方の案でも、問題なのは駐車台数の多さ、各戸2台+来客用は多すぎるのだ。
各戸1台シェアカーの利用等々、社会全体の問題としてかんがえねばならない。

駐車スペースは標準的駐車ロット2.5mX5mで12.5㎡となり7..5畳分、2台で15畳分の敷地を占めてしまうのだ。





Posted by 秋山東一 @ April 9, 2022 09:26 AM | TrackBack (0)
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