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A2 project / 設計道場ククル分会・第10回

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A2-10_10.jpg1月13日は、A2プロジェクト設計道場ククル分会第10回であった。

いつものオンラインだが、前日12日に浜松行き……、今回の課題である浜松市西区の敷地を見ることから始まった。

今回の課題は浜松の入政建築出題「郊外既存集落の農家宅地に、新たな風景をつくる」だ。

浜松市西区 農家住宅と旧・既存宅地制度による分譲
・入政建築社屋からほど近い、市街化調整区域内の集落。
・地主夫妻は、築百年を超えた住宅に暮らしている。農家資格あり。家は老朽化もあり新築を希望している(周辺には、似た条件を持った地主が多い)。
・一方で、周辺には、集落の風景とあわない新築住宅が進出している。
・現在の敷地を分割する全4戸の計画。
・地主の要望を満たしつつ、風景を破壊しない新築宅地を設けることで、同様のケースへのモデル的なものとして提案したい。

A2-10_20.jpg


というわけで、宿泊したホテルでの即夜設計、どうにかこなした。

屋敷林に囲まれた場所に分譲三棟、隣の畑地に地主棟、南側に貸駐車場という敷地利用だ。説明時に赤で強調した駐車場との境界は既存屋敷林(暴風林)だ。

建物はベースと下屋・小屋、それに囲まれたデッキという定番の構成、A2プロジェクトでは、それをしつこく追求している。

ランドスケープデザイナー田瀬理夫氏のメソド、コモンを作る方向ができたかと思う。



Posted by 秋山東一 @ January 14, 2022 11:33 PM | TrackBack (0)
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