飛騨組子/千鳥格子 | [ Art/Design ] |
飛騨の千鳥格子は、松本市郊外に建った飛曇荘(ひずみそう)で初めて知ったものだった。
住い手である宗亭ご夫妻、元森林官の宗亭氏は飛騨出身、そこから飛騨と安曇、二つの地名から創出されたのが飛曇荘だ。まっ、武相荘をリスペクトしてね。
飛曇荘の玄関戸が、宗亭氏の伯父さんが製作したという千鳥格子だったのだ。
私め、それがどのような技術、手技で出来ているのか興味も持たなかったという不束者……、であったが、こんな玩具というか模型というかをゲットして、なるほどなのだ。
大きさは11センチ角、9ミリ弱角の角材による縦横5本の千鳥格子なのだ。
● 飛騨匠の建具職人 - 飛騨組子「千鳥格子」 わにくらふと
早速ゲットの儀と相成ったのだが、1,100-円 (税込・送料込) という価格には驚いた。
手元に届いて、精密な加工、手作業と思える面取り……、すばらしい仕上げに再び驚いた。
これが格子全体をロックすることになる。簡単だが、巧妙な仕掛けに、又々、驚いたのだ。
治具というにはおこがましいが、0.3mmのプラバン(300mm×120mm)の短手を8mm幅に割いたものを二枚作った。
最後の浅い切れ込みの部材二本を入れる際、この板二枚を切れ込みに差し込み、その隙間に部材を差し込めばいいのだ。
プロもこんなお道具で組立てているに違いない。
Koichi.S さん、どーもです。
これはなかなかですよ。もう、治具の話までいっちゃいましたから……。なんたって、どうしてこんな価格……ですね。
面白そうです。早速注文してみました。
Posted by: Koichi.S @ April 19, 2021 09:34 PM