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秋山設計道場2021第3回@長崎 / 2

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dojo21-3_2.jpggoogle map

秋山設計道場2021第3回@長崎、フルマークハウスの即日設計の課題敷地は長崎市内、岩見町なるところだ。

ほんの数日の滞在で長崎の街のなんたらかんたらが分かるはずないが、長崎の中心街より北、JR長崎駅より北、原爆爆心地の西側……、ただただ焼け野原であったんであろう。

敷地は南北に細長い幅8m奥行き15.5m、敷地面積124㎡弱という、地方的には狭小地なんであろう。

南側に4m道路、裏側には2m程度の通路状のものありで、北側に並ぶ住戸はこれが接道ということらしい。

Google map では敷地に建物があるが、我々が視た時は更地で塀だけが残った状態であった。

dojo21-3_00.jpg


住い手は60代のご夫婦とのこと、渡された敷地図の片隅に高校生のお嬢さんの存在が書かれていたが、失念……。

その場所での一般解を目指す私としては、特に問題ではない。

三方に塀が残されており、敷地北側の通路に出入りできる口があり、それに向かって東側を開ける。南側の車2台は当然だが、緑は建物の東側に通り抜けのようにしようと考えた。

2階リビングの計画、509なるパターンを置く。

西側に階段・収納、北側に水回りは基本だ。1階は寝室、個室となるが、間取ることなく設えればよい。緩い階段を上がれば、視線を遮りものないワンルーム、西側の緑、南側のデッキへと連なる。

その東南隅に24の小屋、これはいろいろ役に立つであろう。


追記 210407

今回いつもの通りもMモジュールで計画だが、509を尺モジュール3間×5間に翻案すれば、計画は楽になると思える。


Posted by 秋山東一 @ April 7, 2021 10:08 AM | TrackBack (0)
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