秋山建築学校200812「生産性のある家」 | [ BeV Standard ] |
昨日8月12日は秋山建築学校の設計演習・即日設計であった。
ホストは浜松の入政建築、新野恵一君の発案で敷地、計画用件が決められた。
設計道場では既に、4, 5, 6月と3回の on line ZOOM での即日設計を行ったが、建築学校としては初めての開催だ。
数日前に課題の詳細が明らかになっていたが、だからといった、皆さん、時間をかけることなく、いつもの即日設計的に短時間で課題エスキスを制作されたようだ。
私も12日午前中に制作し、メール添付で送った。
リアルな即日設計と違って敷地を見て閃くというような事がない分、情報を早めに見て、あれやこれ……と考える時間があるというのが、on line での特長となればいいと思った。
私は東西に長く、南北に短い敷地に、先日久しぶりに訪れた 412 にインスパイアされ、……としてみた。勿論、屋根は短かての片流れで、これ又、Little Ackford でのOMソーラーの効力にインスパイアされ、パッシブソーラーを搭載した形だ。
実はこの課題、私にとっては目論みあって、小屋を設けることであった。
それは、在宅ワークの場であり、コロナ感染者を在宅で保護するような機能を持ったものなのだ。
題して「+小屋」という訳で、 PLUSKOYA……、プラスコヤ……ロシア語的な感じが気に入った、
小屋の名称は、その大きさにちなんで「ニコヨン」と呼んでみた。その由来……若い人は誰も分からないであろう。
今回、小屋を中心に考えてみようと思ったのは、在宅のコロナ感染者をかかえた家、その一家のご苦労をTV報道で視たからなのだ。
もちろん、行政の無策からなのだが、家に感染者を保護(隔離とは言わない)できる環境があればよいと考えた。
小屋に最低の面積でも衛生設備が用意されていれば良いのではないか……、ニコヨンの小屋に洗面トイレ、シャワー設備があればいいと考えたのだ。