200819

Märklin 54804 / Load Cradle Car

Be-h@us , MODEL RAILROAD , Stencil

L1061673.jpgeBay、セカイモン経由でやってきた。

Märklin 54804……、54805 と一緒に英国からやってきたのだが、お披露目するのに時間がかかってしまった。

まぁ、廉価であった所為もあるのだが、結構傷んでいてレストアしていたのだ。

本体の鉄板自体も塗装下にサビ……、塗装自体を剥がしてやり直したりしていたのだ。

二軸の無蓋車が二両連結され、長尺のランバー材をを二両に跨って運ぶ LOAD CRADLE CAR という車両だ。

L1061676.jpg


まぁ、積荷は付いてこなかったから自作した。

オリジナルは16mm角のランバー材を横5縦4の20本なのだが、そんな規格はないから、15mm角のランバー材で作った。

桧材15mm角1820mm長一本228-円(税抜)を5本調達、総額1,254-円也。それを4分割……455mm長の角材、5本から20本を作る。
ちょっと細いが、横5縦4、最終的に全体を接着して75mm×60mmの集成材状の物を作り、両端を切断して450mm長の物を製作した。

・ ・ ・ ・ ・
最後に、私の関係する住宅ブランド、イビケンの BEAHAUS のステンシルを作って両面に吹き付けた。


L1061693.jpg

L1061701.jpg

追記 200920

今回の塗装、車両上面と少しの側面を、プラモデル用の缶スプレーを使った。色は剥がす前のオリジナルカラーのマルーンというか赤茶色としたいと思った。
まぁ、塗料を混色してエアブラシすれば良いのだが……、タミヤの缶スプレーを試して、適当なものがないかと試してみた。

マルーン TS-11、レッドブラウン TS-1、NATOブラウン TS-62、リノリウム甲板色 TS-69、そして、Mr.カラースプレー29 艦底色 HULL RED ということになった。

・ ・ ・ ・ ・
しかし、期待もせずに試してみたタミヤカラーの DULL RED ダルレッド TS-33 で決まり、塗り替えた。後は、セミグロス クリヤー TS-79 で仕上げる。

最初から、このスプレー缶を試せば、こんなに沢山試すことはなかったなぁ……。


追記 200927

DULL RED ダルレッド TS-33 で塗装した上に、セミグロス クリヤー TS-79 を吹き付ける。

つや消しの上に吹かれたセミグロスは、色調を明るくする感じで、いい感じ……、望んでいたものが得られた。めでたし。


Posted by 秋山東一 @ August 19, 2020 11:41 AM | TrackBack (0)
Comments

このような標準軌での、この形式 CRADLE は特殊なものと思いますが、もっと狭軌で小型な車両しか走れない森林鉄道で、切り出した原木を運び出す「運材車」なる車両では一般的な形式です。

Posted by: 秋山東一 @ August 21, 2020 07:21 AM

なるほど、ちゃーんとそんな仕掛けまで作ってあるんですか。同じように、車軸にも ひとつずつ鉛直の回転軸があるるんでしょうね。恐れ入りました。
揺り籠の赤ん坊のように積荷を大切にするわけですね。

Posted by: 玉井一匡 @ August 20, 2020 09:39 PM

玉井さん、どうもです。
新しく曲線路上の写真を撮りました。積荷は車両の真中の回転軸上の枠に固定されています。その機構が CRADLE という名称の所以かも知れません。

Posted by: 秋山東一 @ August 20, 2020 08:22 AM

こういう長い積荷を載せて急なカーブを曲がるときには、積荷を貨車に固定するところはなんらかの遊びか逃げが必要になりそうですが、それは どうやるのですか?
これもそんな仕掛けがあるのですか?

Posted by: 玉井一匡 @ August 19, 2020 02:45 PM
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