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Märklin 54713 / Passenger Car / 1

MODEL RAILROAD

L1061415.jpg
Aki RAILROAD (AkRR) に支線を構築中である。

小さな蒸気機関車と二軸の車両で構成される軽便鉄道である。名称は GANI branch ガニ支線という。

そこに旅客列車を走らせようと考えた。

となると、客車が必要なのだが、MAXI には二軸客車がいろいろ揃っている。まぁ、前後にデッキの着いた構造はみな一様なのだが、塗色、レタリング等々の表示の違いでいろいろなのだ。

その中で、50 Jahre Spielwarenmesse International Nürnberg なるニュルンベルク国際玩具見本市50周年記念の車両を選んだ。

白くて見本市のロゴである赤い木馬がかわいらしい。

L1061418.jpg旅客列車を編成するともなれば、客車一両というわけにいかないし、統一した意匠のものでなければならない。……ということで、この白い車両を複数揃えることとなった。

eBay にまとめてあるというわけでなく、一両づつゲットなのだが、沢山デッドストックがあるのか、割と簡単に集めることができた。3両ともドイツからやってきた。

・ ・ ・ ・ ・

屋根を外した状態は、いかにも Tin plate 製だ。

グリーン車というわけではないが、ちゃんと緑色の座席が32席用意されている。

これは、照明を入れて、夜汽車を演出しなくちゃ……なのだ。

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下の写真は24号機関車が牽引する3両の客車だ。ARR の曲線レール半径1020mm上にある。

左の写真で明らかなのだが、内側でバッファーが接触しており、これ以下の半径では走行不可なのが分かった。

半径600mmで走らせたかったのだが、もっと車間をとればいいのだが、それは私の美学がゆるさない。まぁ、最大の問題はバッファーが非可動……に問題があるのだ。

可動バッファー換装まで600mm走行はお預け……としよう。

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この Märklin MAXI の客車、欧州型軽便鉄道の車両も又、蒸気機関車シリーズと同じく、'生産性を十分考えたものになっている。

もうお気付きと思うが、米国型にカブースと共通……、前後にデッキが付いている設計を十分活かして共有させているのだ。

ある意味、メルクリンが Tinplate 製の MAXI で1番ゲージのユーザー層を拡げようとした意図を感じる。


L1061413.jpg

追記 190430

やっぱり、半径600mm走行を捨てて、1020mm走行でいいや……とはならなかった。

きちんと可動するバッファーゐ製作するにしても、バッファーは前後四隅に装備されているから、10両の車両のバッファーを換装となれば、40個の新バッファーが必要となるのだ。

まぁ、こんなサイトでバッファーを製作販売してはいるのだが……。
 ● Buffers | Model engineering suppliers | Walsall Model Industries

というわけで、連結器の取付け位置を調整し2.5mm出すようにした。これで車間距離は5mm広くなり、600mmカーブを走行可能となった。
 ● aki's STOCKTAKING: Märklin 54713 / Passenger Car / 2


Posted by 秋山東一 @ April 3, 2019 11:11 PM | TrackBack (0)
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