170929

DUNKIRK

Cinema

Dunkirk_170928_0.jpegクリストファー・ノーランの「ダンケルク」観てきた。

第二次世界大戦、1940年5月に独軍の電撃作戦で、英海外派遣軍と仏軍約35万人はダンケルク海岸に追いつめられる。その兵士達を救出すべく英国官民が実行した作戦が描かれる。

長男のKenが観て……、これはIMAX劇場で観るべき映画……と言っていたので、TOHOシネマズ新宿のIMAXで観た。

まぁ、のっけから海岸目指して彷徨する英兵に対し、独兵と思しき銃撃……、このバリバリという銃声に度肝をぬかれる。まっこと、IMAXの宏大な画面と轟音に驚かされるのだ。

ダンケルクの海岸に集結した英兵、仏兵……ということだが、剥き出しの隊列にスツーカが襲いかかり、兵士達は逃げ惑う。やっと、英国本土に移送する船に乗れば、Uボートから雷撃され……と散々なのだ。

空ではスピットファイアがハインケル爆撃機、それを護衛するメッサーシュミットと空中戦が展開する。

それら全てを、IMAX70mmフィルムで実物を撮影する、……これがすごいのだ。この「ダンケルク」はIMAXで撮影・上映される史上3作目の劇場公開作品だそうだ。

映画は、海岸を逃げ惑う英兵の陸上の視線、スピットファイアの操縦士の空の目線、そして、ダンケルク海岸に英兵救助に向う民間の小船を操る英国人親子の海の視線、その三者の視線で、ダンケルクの世界が描かれるのだ。

このダンケルクの英仏兵救出への英国人の静かなシンパシーというような抑えた感情に感銘するのだ。

Posted by 秋山東一 @ September 29, 2017 08:26 AM | TrackBack (0)
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