手すり | [ Architecture , BeV Standard , EUROPE / 2017 ] |
いつものことだが、旅行中に見える建築物や外構の細部には気をつけている。
街中の何の変哲もない階段の側壁と手すりだが、十分に気を付けて作られている。
端部の曲がりは、側壁にきちん一体化させる設計……、一手間……、両端だから二手間かけている。
極々普通なのだが、最初の一歩を照らす照明の位置も含めて「いいね!」なのだ。
ベンチにもなる側壁と手すり、各々の機能を果たしながら……、独立した有様を主張している。
このようなバラバラの部品の集積が全体を作り出す。
側壁に固定……、出来なくなればが立て子にするという自由さ……、これ又「いいね!」なのだ。