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AuthaGraph World Map

Map , THINK

AG_World_map.giflink

2016年度グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)に、慶應義塾大学鳴川研究室とオーサグラフの多面体図法による大きさや形の歪みをおさえた世界地図図法「AuthaGraph World Map オーサグラフ世界地図」が選ばれたとのことだ。……すばらしい。

世界地図として見慣れていたメルカトル図法……、その歪みを承知していても、この地図の地球の見え方には感嘆する。

まずは、アフリカ大陸の巨大さ圧倒されるのは間違いない。

地図によって世界をどう捉えられるか……その違いは大きく異なる。「環日本海諸国図」と同じくの衝撃だ。

名称 AuthaGraph は authalic (面積が等しい) と graph (図) に由来するのだそうだ。

Posted by 秋山東一 @ November 3, 2016 08:54 PM
Comments

栗田さん、ごぶさたです。
この地図の利点は、いつも見慣れているメルカトル図法の進化系という感じで、あまり違和感なしに見られることではないかと思います。
もしかすると、ダイマキシオンマップは先を行き過ぎていたのではないでしょうか。

Posted by: 秋山東一 @ November 4, 2016 12:07 PM

かつてのジオデシックオフィス、そして今は、我が家のアトリエに貼られたフラーのダイマキシオンマップを私は20年近く見続けてきました。
ダイマキシオンマップからオーサグラフ・ワールドマップまでの進化に70年かかったことになります。賞はともかく、やはり地図は広く多くの人に使われないとスタンダードにならないことを実感しています。

Posted by: 栗田 @ November 4, 2016 11:38 AM