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Be202 / 箱

Architecture , Be-h@us , BeV Standard , OM/VOLKS HAUS

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「Be202 / 箱」という名称があったわけではないが、今回の小林建設のフォルクスハウス改修プロジェクト進行中、「小屋」と「箱」と呼んでいたので、そう呼んでみようと考えた。

今回ののプロジェクト、小林建設のウェブサイトではこのように語られている。

築18年目を迎えた本庄展示場エコショップが太陽熱をフル活用した住宅に生まれ変わります。家の中に家をつくり、家の外にも家をつくりました。2つの新しい「イエ」で、楽しい場所を生み出しています。

「家の外に家」は Be303 / 方丈庵であり、「家の中の家」がこの箱なのである。

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この箱のコンセプトは、私にとって最初のプロジェクト「SUPER POD 3.8」が基礎になっている。

それは、今はなき「都市住宅」誌1969年10月号「特集インテリアデザイン入門」のプロ ジェクト・シリーズに掲載されたものなのだ。

そのような、大きな空間の中に箱を置いてみようというところから始った。

202……、その一辺2mの立方体を置いてみたのだ。今回の用途は打合せ室というものだが、色々な機能、寝室、書斎、子供室、収納……、等々を成り立たせることができるのだ。

ちょっと、1960, 70年代の気分なのだ。

Posted by 秋山東一 @ January 16, 2016 10:58 PM
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