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今昔マップ・宝塚

Internet/Web , Map

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宝塚市が出版した市制誕生記念絵本「宝塚市の60年」は、その60年の移り変わりを見事に描いている。

一番最初に「明治・大正のころ」なる見開きがあるのだが、その後の1950年からの鳥瞰図とは無関係に描かれている。その頃の地図でもあれば……より理解が深まる……と思ったのだが思い出した。

今昔マップ on the web:時系列地形図閲覧サイト」なる地図アプリケーション、埼玉大学教育学部 谷謙二(人文地理学研究室)氏が公開しているものだ。

これで、明治・大正時代の地図と現代と対象して見られる。めでたい……のである。

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この「今昔マップ」の優れた点は、東京、大阪という限られた地域に限らないことだ。

少なくとも、札幌編、東北地方太平洋岸編、仙台編、関東編、首都圏編、中京圏編、京阪神圏編、広島編、福岡北九州編があり、それが見られるのだ。

Posted by 秋山東一 @ March 13, 2015 11:12 PM
Comments

bemo さん、情報ありがとうございます。充実したサイトですね。いろいろ見てみます。

Posted by: 秋山東一 @ March 19, 2015 11:27 AM

申し訳ありません、サイト名を書き忘れました。

http://user.numazu-ct.ac.jp/~tsato/webmap/map/dmap.html?data=djws

Posted by: bemo @ March 19, 2015 07:15 AM

秋山 さん

沼津高専の先生が、谷先生の今昔地図を含めた現在ネットで公開されている地図APIを使って重ね合わせをおこなったサイトが以下にあります。

「今昔」には含まれていない 明治初期のフランス式彩色を取り入れた迅速測図も、これはご存知かと思われますが、関東のみ作成されたものです
が、見ることができます。
JavaScriptで作成されているので、このウエブページを一旦ローカルファイルとして、Macなどに保存して、エディターなどを使って、表示の順番表示や重ね合わせの透過度の変更ができます。

Posted by: bemo @ March 19, 2015 07:12 AM

Bemo さん、ごぶさた、どうもです。
なんとも知らなかった場所なので全てが新鮮に見えます。宝塚も震災の被害があったことを今回初めて知ったくらいです。
地図を見ると川の有様がずいぶんと変わっているのが分かりました。

Posted by: 秋山東一 @ March 14, 2015 07:18 PM

秋山 さん

宝塚は、20年以上住んだところなので、
非常に懐かしいものを読ませていただきありがとうございます。

阪神の震災以降、ファミリーランドや旧宝塚映画撮影所などがなくなって、もはや別の街のように思えてしまいます。

谷先生の今昔マップを見ると、阪急宝塚駅から歌劇場へと続く「花の道」がかつては堤防だったことが分かると思いますが。

Posted by: Bemo @ March 14, 2015 05:03 PM