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Flat head screw

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Flat_head_M4_1.jpg日本語では皿ビスというが、英語では Countersunk head とか、Flat head という。まぁ、埋込みネジ……ということだ。

まぁ、プラスネジ全盛……、マイナスネジはあるのかいな……と思っていたら、手に入る。

 ● (-)皿小ねじ (黄銅)

手に入れたの黄銅の M4 4mmネジの長さ16mmのものだ。

これは用途があってのもの、木に取付けるのに木ねじは存在しないようだから、鬼目ナットを使う。

鬼目ナット M4 4mmネジ用は手持ちがあって幸い……であった。

Flat_head_M4_2.jpg


実は、例のメカノの箱 Centenary MECCANO 0007/3000 に取付けた取手の取付けビスを取換えたかったのだ。

5.5mmのドリルで開けた穴に鬼目ナットを捻じ込み、取手を皿ネジで取付けた。

マイナスネジのクラッシックな趣がメカノに相応しい……、と独りで満足なのである。


皿ネジの頂部に2個の点が打刻されているが……、何か識別する用途と思うが、何なのかな。
・ ・ ・ ・ ・

Facebook のグループ「マイナスビス協会」のタイムラインにリンクしたところ、ネジの専門家・浅井英夫氏より解答をいただいた。

「頭部の「穴」ですが、以前はM3とM4のねじに関して、ねじピッチが従来のもの(0.6、0.75)と新しく入ってきた「ISO規格」のもの(0.5、0.7)が混在していたために、ISOの方のねじピッチ品に「識別」のため頭部に記したものになります。なおその後はISOの規格のピッチに統一されたために今は「昔の流れ」でつけている、のが現状です。 その中で「皿頭」も場合は、後加工でマイナス溝を削って作るため、まずは二つの穴をあけ、どちらかの箇所がマイナス溝になってもいいような作り方をします。ですので溝を削る箇所によっては、二つとも穴が残ってしまうものもある、となります。」

なるほど……なのである。

今回手に入れた14本を観察したところ、全部に二つずつあり……、なかなか、溝にはぶつからないようである。

Posted by 秋山東一 @ August 28, 2014 12:05 PM
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