140822

花嫁と角砂糖

Cinema

hanayome_satogashi_0.jpg夜更かしていたら、なんとなくテレビでイラン映画……「花嫁と角砂糖」を観てしまった。

私にとっては初めてのイラン映画であったのだ。

いい映画であった。

現代のイランの田舎の大家族の生活、そこでの結婚の祝宴と葬式……、大勢の親類縁者の織りなす風景、それは我々が経験するものと何の変わりもない。

そこには液晶テレビがあり、コンピュータがあり……、でも、停電があり……。

ハラハラドキドキの革命時のイランを舞台にしたハリウッド映画「アルゴ」を観たばかり……、それは何か虚しい……。

本来のイランという国という世界に安心したのである。

このポスターでこちらを見つめる女性達、映画なんだから、皆、女優達なのだが、イスラム風の衣装はあっても、その眼差しに違いはない。

Posted by 秋山東一 @ August 22, 2014 03:27 AM
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